特許
J-GLOBAL ID:200903089172397081

複数水田群の水管理方法及び水管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-154166
公開番号(公開出願番号):特開平11-346581
出願日: 1998年06月03日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】水稲収量に大きな影響を及ぼす物理量として浸透量に着目し、特殊な測定機器を用いることなく、水田の浸透量を推定し、水田群の浸透量を適正に管理すること。【解決手段】複数水田からなる水田地域において、気象ロボット107からの気象計測値より算出された各水田4-jの稲の生育段階の推定結果、気象予報データに基づいて、事前に作成しておいた目標浸透量テーブルを参照することにより、各水田4-jの適正浸透量の目標値を決定する。各水田4-jの水位、給排水量、雨量計測値に基づいて、所定のアルゴリズムに従って各水田4-jの浸透量を推定し、かつ所定のアルゴリズムに従って上記目標浸透量を実現するための目標水位を算出し、水田水位が上記目標水位に等しくなるよう、即ち水田浸透量が適正浸透量となるよう、各水田4-jの給排水バルブ2-j、3-jの操作を行う。
請求項(抜粋):
複数区画からなる水田に対する水管理を行う水田群の水管理方法において、上記水田の存在する水田地域の雨量を把握し、上記各水田の水位を水位計により計測しと、各水田に給水および排水を給排水装置により行い、各水田の浸透量の目標値およびその許容範囲を決定し、上記把握された雨量および各水田の水位に基づいて、所定アルゴリズムに従って各水田の浸透量を推定し、上記推定された浸透量の目標値の許容範囲に収まるように前記給排水装置を動作させることを特徴とする水田群の水管理システム。
IPC (2件):
A01G 25/00 501 ,  A01G 25/16
FI (2件):
A01G 25/00 501 D ,  A01G 25/16
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 傾斜地水田の用水管理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-007091   出願人:株式会社パディ研究所, 三菱樹脂株式会社, 積水化学工業株式会社
  • 水田の水位管理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-211618   出願人:株式会社日立製作所

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