特許
J-GLOBAL ID:200903089174956177

段ボール製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-273509
公開番号(公開出願番号):特開平9-085859
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 従来不可避であった「反り」の発生を良好に防止し、段ボール製造装置の信頼性及び生産性を向上させることを可能とする。【解決手段】 ダブルフェース部IVaの糊付部13aをシングルフェース部IIIaの出口部直後に配置することによって、シングルフェース部IIIaで形成した片段ボール紙a4,b4を、従来のように滞留させることなくダブルフェース部IVaに送り込んで直ちに糊付を行うように構成し、長時間滞留による「温度むら」或は「水分むら」をなくし、各部の性質を均質とした段ボール紙を作成するようにしたもの。
請求項(抜粋):
中芯紙、裏ライナー紙及び表ライナー紙をそれぞれ巻回して形成した巻取状原紙を蓄えた原紙供給部と、この原紙供給部の巻取状原紙から引き出した中芯紙を波形状に成形し、当該波形状の中芯紙に巻取状原紙から引き出した裏ライナー紙を糊付により貼合して片段ボール紙を形成するシングルフェース部と、上記シングルフェース部で形成した片段ボール紙の波形段頂部に糊付を行い、その片段ボール紙の糊付部位に対して巻取状原紙から引き出した表ライナー紙を貼合した後、加温・加圧して帯状の両面段ボールウェブを形成するダブルフェース部と、上記ダブルフェース部で形成した両面段ボール紙に所定の加工を施して分割板状片とする分割加工部と、この分割加工部から送出した分割板状片を走行させて棒状に積載し、機外に排出する積載部と、を備えた一貫段ボールシート製造ラインから構成される段ボール製造装置において、上記シングルフェース部で形成した片段ボール紙を滞留させることなく直ちにダブルフェース部に送り込んで糊付を行うように、上記ダブルフェース部の糊付部をシングルフェース部の出口部直後に配置したことを特徴とする段ボール製造装置。

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