特許
J-GLOBAL ID:200903089181002979

画像雑音除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼形 義彰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-099672
公開番号(公開出願番号):特開平7-307942
出願日: 1994年05月13日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 直交変換による画像圧縮符号化において高圧縮時に生じるモスキートノイズを、小回路規模で解像度劣化少なく除去する。【構成】 入力画像信号に対して、各画素毎に該画素近傍の垂直方向の起伏の大きさを判定する手段12を有し、起伏が大きいと判定した場合、該画素信号を、起伏が小さいと判定した場合、該画素に対する垂直方向のロジカルフィルタ11の出力信号をセレクタ13により、選択出力する垂直方向の適応フィルタ処理手段1を備える。さらに各画素毎に該画素近傍の水平方向の起伏の大きさを判定する手段22を有し、起伏が大きいと判定した場合、該画素信号を、起伏が小さいと判定した場合、該画素に対する水平方向のロジカルフィルタ21の出力信号をセレクタ23により選択出力する水平方向の適応フィルタ処理手段2を備える。【効果】 ロジカルフィルタにより小回路規模で解像度劣化少なくモスキートノイズを除去できる。画像の平坦部のノイズだけでなく、線分やエッジ上のノイズを、線分やエッジをぼかすことなく除去できる。
請求項(抜粋):
多階調画像を直交変換して圧縮符号化する画像符号化方式を用いて高圧縮率で符号化した際に、復号画像に生ずるモスキートノイズを除去するために、画像を構成する各画素毎に適応的に平滑化処理を行なう画像雑音除去装置であって、直列に接続される垂直方向の1次元適応フィルタ処理手段と水平方向の1次元適応フィルタ処理手段とを有し、前記垂直方向の1次元適応フィルタ処理手段は、垂直方向のロジカルフィルタと、処理対象画素近傍の垂直方向の起伏の大小を判定し、判定結果を2値出力する起伏度判定手段と、前記垂直方向の起伏度判定手段からの出力を受けて、起伏が大きい場合には処理対象画素信号をそのまま出力し、起伏が小さい場合には前記垂直方向のロジカルフィルタの出力を選択して出力するセレクタとを備え、前記水平方向の1次元適応フィルタ処理手段は、水平方向のロジカルフィルタと、処理対象画素近傍の水平方向の起伏の大小を判定し、判定結果を2値出力する起伏度判定手段と、前記水平方向の起伏度判定手段からの出力を受けて、起伏が大きい場合には処理対象画素信号をそのまま出力し、起伏が小さい場合には前記水平方向のロジカルフィルタの出力を選択して出力するセレクタとを備えてなることを特徴とする画像雑音除去装置。
IPC (6件):
H04N 7/30 ,  G06T 9/00 ,  G06T 5/00 ,  H03H 17/02 ,  H04N 1/41 ,  H03M 7/30
FI (3件):
H04N 7/133 Z ,  G06F 15/66 330 H ,  G06F 15/68 350

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