特許
J-GLOBAL ID:200903089186544060

カムと電子液圧エンジンバルブとの組み合わせ制御を有する内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-508633
公開番号(公開出願番号):特表平11-510583
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】内燃機関は、エンジンカム(40)とエンジンシリンダバルブ(30)との間の電気制御液圧連結部(64)を有する。カムローブ(42a、42b、42c)をスキップするか、またはエンジンシリンダバルブのカムローブ(42a、42b、42c)への反応を改変することが所望される場合は、作動液を関連する液圧連結部(64)から選択的に解放して、カム(40)とエンジンシリンダバルブ(30)との間の空動きを可能にする。作動液を液圧連結部(64)から選択的に解放するためには電気制御作動液バルブ(100)が用いられる。エンジンの作動モードを変更する(例えば、ポジティブパワーモードから圧縮解放エンジンブレーキモードへまたはこの逆へ)か、またはもっと微妙な変更を行ってエンジンシリンダバルブ開口のタイミングおよび/または程度を改変し、これにより様々なエンジンまたは車の作動条件(例えば、異なるエンジンまたは車の速度)に対してエンジン性能を最適化することができる。
請求項(抜粋):
4サイクルポジティブパワーモードを有し、選択的に開口可能および閉鎖可能なエンジンシリンダバルブ(30、30a、30b、30c)と、該エンジンシリンダバルブ(30、30a、30b、30c)の可能な開口と同調される複数のローブ(42a、b、c;42aa、ba;42ab、bb;42ac、bc)を有するカム(40、40a、40b、40c)と、該バルブ(30、30a、30b、30c)を開口させることによって該ローブ(42a、b、c;42aa、ba;42ab、bb;42ac、bc)に選択的に反応するために該カム(40、40a、40b、40c)と該エンジンシリンダバルブ(30、30a、30b、30c)との間に作動的に連結した作動液を含有する液圧連結部(64、64a、64b、64c)と、該ローブ(42a、b、c;42aa、ba;42ab、bb;42ac,bc)に反応して該エンジンシリンダバルブ(30、30a、30b、30c)の開口部を選択的に改変するために該液圧連結部(64、64a、64b、64c)から作動液を選択的に解放する、電予制御回路(110)によって制御される電動バルブ(100、100a、100b、100c)とを含み、該電動バルブ(100、100a、100b、100c)は、該エンジンシリンダバルブ(30、30a、30b、30c)が該ローブ(42a、b、c;42aa、ba;42ab、bb;42ac,bc)のうちの任意の第1のローブに反応して完全に閉鎖した状態を維持し、そして該ローブ(42a、b、c;42aa、ba;42ab、bb;42ac,bc)のうちの任意の第2のローブに反応して開口し得るように選択的に作動可能である、内燃機関(10、10a、10b、10c)であって、該電動バルブ(100、100a、100b、100c)が、該内燃機関(10、10a、10b、10c)のポジティブパワーモード作動の各4サイクル(0°〜720°)と同程度の該内燃機関(10、10a、10b、10c)の作動の各周期(0°〜720°)の間に複数回、開口可能および閉鎖可能であることを特徴とする、内燃機関。
IPC (2件):
F01L 9/02 ,  F01L 13/06
FI (2件):
F01L 9/02 A ,  F01L 13/06 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-233116
  • 特表平4-503987
  • 特開平3-233116
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