特許
J-GLOBAL ID:200903089187255739

電子部品の厚さチェックプログラム及び装着機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武山 峯和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-007210
公開番号(公開出願番号):特開2003-209395
出願日: 2002年01月16日
公開日(公表日): 2003年07月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、画像センサ51によりノズル先端25a部と電子部品18の計測画を撮り込み、計測画から電子部品18の厚さを計測し、許容範囲に収まるもののみを基盤41装着することにある。【解決手段】 装着機21とコンピュータと電子部品の厚さチェックプログラムであってコンピュータに以下のステップを実現させるものとした。基盤41上に装着する全ての電子部品18について、画像センサ51により計測画を撮り込み、計測画において境界追跡を行い、ノズル25と電子部品18との交点を検出して上面データを算出するステップと、交点を検出しない場合は予め記録した当該ノズル25のノズルデータを上面データとするステップとを選択的に実施し、計測した電子部品18の厚さと予め記録しておいた部品データと照合して、その結果により当該電子部品18を基盤41上に装着するか又は廃却するか判断するようにした。
請求項(抜粋):
部品供給ユニット上の電子部品をノズル先端に吸着し、位置決め機構に保持された基盤上に前記電子部品を装着する装着機であって画像センサを有するものと、これらを制御するコンピュータなどからなる装着機において、前記コンピュータに以下のステップを実行させるプログラムであって、予め、電子部品の部品厚さのデータの入力を受け入れ、これを部品データとして記録するステップと、電子部品を吸着させずに装着機を運転し、ノズル先端部の画像(以下単に「ノズル計測画」という。)を撮り込み、前記ノズル計測画からノズル先端位置を検索し、検索したノズル先端位置のデータをノズルデータとして記録するステップ(以下単に「ノズル先端測定ステップ」という。)と、装着機により電子部品を基盤上に装着している間(以下単に「電子部品装着中」という。)には、基盤上に装着する電子部品について、電子部品とこれを吸着するノズル先端部の側面画像(以下単に「計測画」という。)を前記画像センサにより撮り込み、前記計測画を検索するステップであって、下面認識、上面認識、部品厚さ算定、厚さ照合、の各手順とからなるステップ(以下単に「厚さ計測ステップ」という。)であって、前記下面認識と前記上面認識の手順はいずれを先に行ってもよいものとし、前記下面認識は、計測画の最下端のデータを電子部品の下面として認識して、下面データとしてこれを記録する手順とし、前記上面認識は、まず当該ノズルのノズルデータを入手し、入手したノズル先端位置を中心として上下それぞれαmm範囲を計測画において境界追跡して、ノズルと電子部品の交点を検出し、2つの交点を検出したときはその平均値を電子部品の上面として認識して、これを上面データとして記録する手段と、2つの交点を検出しないときは、予め記録した当該ノズルのノズルデータを電子部品の上面として認識して、上面データとする手段とからなる手順とし、前記部品厚さ算定は、前記下面データと前記上面データの差を求め、検出データとして記録する手順とし、前記厚さ照合は、当該電子部品の前記部品データと前記検出データとを照合する手順とし、厚さ計測ステップの結果、前記検出データが前記部品データの部品厚さの許容公差に収まる場合は当該電子部品を基盤上に装着するよう指示するステップと、前記検出データが前記部品データの部品厚さの許容公差に収まらないときは当該電子部品を廃却するよう指示するステップとを有することを特徴する電子部品の厚さチェックプログラム。
IPC (3件):
H05K 13/04 ,  B25J 13/08 ,  H05K 13/08
FI (3件):
H05K 13/04 B ,  B25J 13/08 A ,  H05K 13/08 L
Fターム (18件):
3C007AS08 ,  3C007DS08 ,  3C007FS01 ,  3C007FT17 ,  3C007KS07 ,  3C007KT01 ,  3C007KT11 ,  3C007NS17 ,  5E313AA03 ,  5E313AA11 ,  5E313CC04 ,  5E313CD06 ,  5E313EE02 ,  5E313EE03 ,  5E313EE24 ,  5E313EE34 ,  5E313FF24 ,  5E313FF29

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