特許
J-GLOBAL ID:200903089188056292

SCSIコントローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-031188
公開番号(公開出願番号):特開平5-265947
出願日: 1992年02月19日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】SCSIコントローラにおいて、選択されることを待つフェーズがあるコマンドで各SCSIフェーズでの標準的な動作を一つにまとめている場合、このコマンドを発行する前に選択されてしまうと、コマンドは無視されてしまう。このため、選択待ちを行うコマンドが発行された時だけに応答する回路を設けることによってコマンドが無視されるという問題を解決する。【構成】SCSIコントローラに選択待ちを行うコマンドが発行されたことを検出し、検出したことを出力する回路を有し、この出力信号がアクティブの場合のみ応答する構成となっている。【効果】選択待ちを行うコマンドが発行するタイミングの制限を受けることなく使用できるため、各フェーズ毎に処理を行うコマンドを使用した場合よりもオーバー・ヘッド時間が大幅に減少するという効果がある。
請求項(抜粋):
SCSIインターフェスプロトコルで定義され、操作遂行の要求に応じることのできるターゲットが選択される場合に、その選択されるSCSIバスフェーズであるセレクション・フェーズと、その後の各SCSIバスフェーズでの標準的な動作を一つにまとめたコマンドであるオート・ターゲット・コマンドを持つSCSIコントローラにおいて、SCSIコントロール・バスの状態によって決まる各SCSIバスフェーズを自動的に記憶する第1の手段と、ターゲットとして選択されるSCSIコントローラにオート・ターゲット・コマンドを発行後、前記第1の手段によって記憶したフェーズをデコードしてセレクション待ちフェーズを検出しこの検出信号を出力する第2の手段と、セレクション・フェーズでターゲットとして選択されたことに応答するためのBSY信号をアサートする機能を制御する第3の手段とを少なくとも有し、SCSIインターフェーズプロトコルで定義される操作を開始させることができるSCSI装置としてのイニシエータがSCSIコントローラをターゲットとして選択しようとした場合にターゲットとなるSCSIコントローラはオート・ターゲット・コマンド発行後のセレクション・フェーズを検出した場合にのみ応答動作としてBSY信号をアサートする手段を有することを特徴とするSCSIコントローラ。

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