特許
J-GLOBAL ID:200903089188173787
冷凍サイクル制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大貫 和保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284142
公開番号(公開出願番号):特開2001-108314
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 低負荷時において蒸発器から流出する冷媒に過熱度が生じた場合の不具合を解消し、通常の高圧圧力制御を正しく実行する。【解決手段】 過熱度がない場合には、膨張装置に流入する冷媒の冷媒温度から最適な成績係数となる目標高圧圧力を演算し、高圧側の冷媒圧力が前記目標高圧圧力となるように膨張装置を制御し、また、過熱度が発生した場合には、該過熱度が所定値以下となるように膨張装置を制御することができるので、低負荷時に高圧圧力が上昇せず膨張装置が閉じるという不具合が発生した場合でも、過熱度が上昇すると過熱度を所定値以下なるように膨張弁を開き、蒸発器へ冷媒を供給する。
請求項(抜粋):
冷媒として二酸化炭素を用いると共に、吐出容量可変機構を有する圧縮機と、圧縮された冷媒を冷却する放熱用熱交換器と、制御信号によって弁開度を調整可能な膨張装置と、該膨張装置によって膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器とによって少なくとも構成される冷凍サイクルを制御する冷凍サイクル制御装置において、前記膨張装置の流入側の冷媒温度を検出する冷媒温度検出手段と、前記膨張装置の流入側の冷媒圧力を検出する冷媒圧力検出手段と、前記冷媒温度検出手段によって検出された冷媒温度から、その冷媒温度から最大の成績係数が得られる目標高圧圧力を演算する目標高圧圧力演算手段と、前記冷媒圧力検出手段によって検出された冷媒圧力が、該目標高圧圧力演算手段によって演算された目標高圧圧力と一致するように、前記膨張装置を制御する高圧圧力制御手段と、前記蒸発器から流出する冷媒の過熱度を検出する過熱度検出手段と、該過熱度検出手段によって検出された過熱度に基づいて該過熱度が所定値以下となるように前記膨張装置に制御信号を出力する過熱度制御手段と、前記過熱度検出手段によって過熱度が検出された場合には過熱度制御手段を実行し、前記過熱度検出手段によって過熱度が検出されない場合には高圧圧力制御手段を実行する制御切換手段とを具備することを特徴とする冷凍サイクル制御装置。
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