特許
J-GLOBAL ID:200903089190961466

ミルライナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-156661
公開番号(公開出願番号):特開平11-319611
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 ミルライナが摩耗と共に被砕物のかき上げ作用が衰えて能率が低下する。【解決手段】 かき上げ部2の摩耗前の作用点21を始点とし、摩耗後に残るかき上げ部2の最高点22のほぼ直上へ、あらかじめ当初から高さXの最高点31を頂点として両側へ傾斜消滅する増強部3を付加し、かき上げ部2のかき上げ角度αが取り付け時の摩耗前から取り替え時の摩耗後に至る全期間中、ほぼ一定に維持してほぼ同じ粉砕能率を持続する。高さXは特定の数式で算出する。摩耗の進行と共に作用点21が退入しながら反回転方向へ移動するにつれて、増強部の肉厚が増大し、基盤との間に偏った減耗退入が並行しても、両者間で形成するかき上げ角度α自体はほとんど摩耗前の当初の状態に近く維持され、有効なかき上げ作用が定常的に働く。
請求項(抜粋):
粉砕媒体を使用する粉砕ミルに使用され、基盤1と、該基盤1からミル軸心側へ膨出したかき上げ部2とからなるミルライナにおいて、かき上げ部2の摩耗前の作用点21を始点とし、摩耗後に残るかき上げ部2の最高点22のほぼ直上に相当する延長線上へ、あらかじめ摩耗前の当初から下記2数式で特定される高さXの最高点31を頂点として両側へ傾斜消滅する増強部3を付加し、かき上げ部2のかき上げ角度αが取り付け時の摩耗前から取り替え時の摩耗後に至る全期間中、ほぼ一定に維持されることを特徴とするミルライナ。【数1】

前のページに戻る