特許
J-GLOBAL ID:200903089195430795

ブラシレスモータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-260674
公開番号(公開出願番号):特開平5-111283
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 振動がないエッジの間隔を測定し、振動するエッジによる転流タイミングの理想的な位置を推定してインバータ回路の転流制御を行なうことにより、ブラシレスモータを安定して回転駆動できるようにする。【構成】 ブラシレスモータの三相固定子巻線の各端子の電圧を検出して積分し、この積分信号と基準信号とを比較して得られる位置検出信号に基づいて前記ブラシレスモータの転流信号を生成するブラシレスモータの駆動装置において、各相の位置検出信号の振動のない一方のエッジを検出し、そのエッジの間隔時間tを第1のタイマ20により測定する。エッジ入力後、転流タイミング演算回路21により所定の時間(1/2t+Δt)の経過点を求め、その時間情報に対する時間計測を第2のタイマ22により行なって他方のエッジに対するタイミング信号を作成し、転流制御回路23に出力してインバータ回路2の制御を行なう。
請求項(抜粋):
マグネットロータを有するブラシレスモータの三相固定子巻線の各端子の電圧を検出して積分し、この積分信号と基準信号とを比較して得られる位置検出信号に基づいて前記ブラシレスモータの転流信号を生成するブラシレスモータの駆動装置において、各相の位置検出信号の立上り又は立下りにおける振動のない一方のエッジを検出するエッジ検出手段と、このエッジ検出手段により検出されたエッジの間隔時間tを測定する第1のタイマと、エッジ入力後、所定の時間(1/2t+Δt)経過した点を他方のエッジ発生タイミングとする転流タイミング演算手段と、この演算手段により得られた時間情報に対する時間計測を行ない他方のエッジに対するタイミング信号を作成する第2のタイマと、上記エッジ検出手段によるエッジ検出信号及び第2のタイマにより作成された他方のエッジに対する発生タイミングに基づいて転流信号を生成する転流制御装置とを具備したことを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。
IPC (2件):
H02P 6/02 351 ,  H02P 6/02 371

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