特許
J-GLOBAL ID:200903089197725946

成形加工用アルミニウム合金板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-064946
公開番号(公開出願番号):特開2003-268472
出願日: 2002年03月11日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 自動車用ボディシート等として、ヘム曲げ性が優れたAl-Mg-Si系成形加工用Al合金板を提供する。【解決手段】 Mg0.3〜1.0%、Si0.3〜1.2%を含有し、かつMn、Cr、Zr、V、Fe、Ti、Znの1種以上を少量含有し、Cuが1.0%以下、残部がAlよりなり、切欠伸びが10%以上のAl合金板。さらに、平均結晶粒径60μm以下、粒界上析出物最大長さ5μm以下、円換算径2μm以上の第2相粒子分散密度1000個/mm2以下、0.5μm以上の第2相粒子面積率5%以下のAl合金板。製造方法として、480°C以上の均質化処理の後、熱間圧延を、開始温度480°C以上、480〜350°Cの降温時間を20分以内とし、その過程で10%以上の再結晶率で1回以上再結晶させ、20%以上の冷間圧延を施した後、480°C以上で5分以内の溶体化処理後、100°C/min以上で45°C〜150°C未満に冷却し、続いて同じ温度域で2時間以上保持する安定化処理を行なう。またその後170〜280°Cで5分以内の最終熱処理を行なう。
請求項(抜粋):
Mg0.3〜1.0%(mass%、以下同じ)、Si0.3〜1.2%を含有し、かつMn0.03〜0.4%、Cr0.03〜0.4%、Zr0.03〜0.3%、V0.03〜0.3%、Fe0.03〜0.5%、Ti0.005〜0.2%、Zn0.03〜2.5%、Cu0.1〜1.0%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなり、しかも切欠引張試験における切欠伸びが10%以上であることを特徴とする、ヘム曲げ性および焼付硬化性に優れかつ室温経時変化の少ない成形加工用アルミニウム合金板。
IPC (14件):
C22C 21/02 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/05 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 693 ,  C22F 1/00 694
FI (15件):
C22C 21/02 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/05 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 A ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 692 A ,  C22F 1/00 692 B ,  C22F 1/00 693 A ,  C22F 1/00 693 B ,  C22F 1/00 694 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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