特許
J-GLOBAL ID:200903089199683027

低質油を燃料とするディーゼルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-106094
公開番号(公開出願番号):特開平9-268915
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高速運転が可能で、NOX 、HC等の発生を低減する低質油を燃料とするディーゼルエンジンを提供する。【解決手段】 このディーゼルエンジンは、主室1を構成するヘッドライナ10のほぼシリンダ中央に副室2を構成する燃焼室構造体3を配置する。主室1と副室2との連絡口13に制御弁4を配置する。制御弁4を圧縮行程前半で開弁し、排気行程前半で閉弁する。制御弁4の閉弁後の排気行程において、副室2内に燃料噴射ノズル5から重油等の低質油を噴射し、水噴射ノズル6から水を噴射する。圧縮行程前半で副室2から主室1へ燃料と水蒸気の一部を噴出させ、主室で均一混合気を生成し、圧縮上死点付近で副室2で着火燃焼させる。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに形成したキャビティに設けた遮熱構造の主室とほぼシリンダ中央に配置された副室とを構成する燃焼室構造体、前記主室と前記副室を連通する前記燃焼室構造体に形成された連絡口、前記連絡口を開閉する制御弁、燃料を前記副室内に噴射するようにした燃料噴射ノズル、水を前記副室内に噴射する水噴射ノズル、及び前記制御弁を圧縮行程前半で開弁し且つ排気行程途中で閉弁し、前記制御弁が前記連絡口を閉鎖した後に前記副室内に前記燃料噴射ノズルから燃料を噴射し、次いで前記水噴射ノズルから水を噴射する制御を行うコントローラ、から成る低質油を燃料とするディーゼルエンジン。
IPC (8件):
F02B 19/02 ,  F02B 19/14 ,  F02B 19/16 ,  F02B 47/02 ,  F02D 15/04 ,  F02D 19/12 ,  F02F 1/24 ,  F02F 3/26
FI (8件):
F02B 19/02 ,  F02B 19/14 A ,  F02B 19/16 H ,  F02B 47/02 ,  F02D 15/04 G ,  F02D 19/12 A ,  F02F 1/24 D ,  F02F 3/26 C

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