特許
J-GLOBAL ID:200903089201799089

蓄熱式空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-220952
公開番号(公開出願番号):特開平10-062020
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 夜間電力を利用して製氷運転を行い、その蓄冷熱を有効利用して昼間冷房運転時の消費電力低減を図る。【解決手段】 可変速圧縮機2bと第2二方弁SV2との直列接続回路を、一定速圧縮機2a、室外熱交換器3、室外膨張弁5、第1二方弁SV1との直列接続回路に並列に接続し、かつ一定速圧縮機2aと可変速圧縮機2bの出口配管間にバイパス弁BVを設け、室外膨張弁5と第1二方弁SV1との間の配管と、蓄熱槽STR出口配管とを第3二方弁SV3を介して連通し、蓄熱槽STR出口配管と、室内ユニット10の集合出口配管とを第4二方弁SV4を介して連通する。これにより、蓄冷熱利用冷房運転時、可変速圧縮機2bを吐出した冷媒が、蓄熱槽熱交換器HEを介して低い凝縮圧力にて冷水と熱交換するために、凝縮圧力の大幅低下が可能となり、可変速圧縮機2bの消費電力低減、及び信頼性向上を図れる。
請求項(抜粋):
一定速圧縮機、室外送風機を備えた室外熱交換器、室外膨張弁、第1二方弁、蓄熱槽熱交換器と水槽とからなる蓄熱槽、室内膨張弁と室内送風機と室内熱交換器とからなる複数の室内ユニットを順次環状に接続し、可変速圧縮機と第2二方弁との直列接続回路を、前記一定速圧縮機、前記室外熱交換器、前記室外膨張弁、前記第1二方弁との直列接続回路に並列に接続した冷凍サイクルと、前記一定速圧縮機の出口配管と前記可変速圧縮機の出口配管とをバイパス弁を介して連通する第1バイパス回路と、前記室外膨張弁と第1二方弁との間の配管と、前記蓄熱槽の出口配管とを第3二方弁を介して連通する第2バイパス回路と、前記蓄熱槽の出口配管と、前記室内ユニットの集合出口配管とを第4二方弁を介して連通する第3バイパス回路と、前記一定速圧縮機の運転/停止と前記可変速圧縮機の所定周波数での運転を行う圧縮機運転制御手段と、前記室外膨張弁の開度制御を行う膨張弁制御手段と、前記バイパス弁、第1二方弁、第2二方弁、第3二方弁、第4二方弁の開閉を制御する二方弁制御手段と、前記冷凍サイクルの運転モードを検出する運転モード検出手段と、前記蓄熱槽に蓄えられた蓄熱量を検出する蓄熱量検出手段と、前記蓄熱量検出手段からの出力値と所定値の大小関係を比較する蓄熱量比較手段と、前記運転モード検出手段により前記蓄熱槽を使用した製氷運転モードを検出し、かつ前記蓄熱量比較手段にて前記蓄熱量検出手段からの出力値が所定値以上と判断された場合に、前記二方弁制御手段により前記バイパス弁を開、前記第1二方弁を開、前記第2二方弁を閉、前記第3二方弁を閉、前記第4二方弁を開とし、前記膨張弁制御手段により前記室外膨張弁を所定開度として、前記圧縮機運転制御手段により前記一定速圧縮機と前記可変速圧縮機の運転を行い、かつ、前記運転モード検出手段により前記蓄熱槽を使用した冷房運転モードを検出した場合に、前記二方弁制御手段により前記バイパス弁を閉、前記第1二方弁を閉、前記第2二方弁を開、前記第3二方弁を開、前記第4二方弁を閉とし、また前記膨張弁制御手段により前記室外膨張弁を所定開度として、前記圧縮機運転制御手段により前記一定速圧縮機と前記可変速圧縮機の運転を行うべく、前記圧縮機運転制御手段と前記膨張弁制御手段と前記二方弁制御手段とを動作させる第1制御装置とを備えた蓄熱式空気調和機。
IPC (5件):
F25B 1/00 361 ,  F25B 1/00 321 ,  F24F 5/00 102 ,  F24F 11/02 102 ,  F25B 5/00
FI (5件):
F25B 1/00 361 L ,  F25B 1/00 321 C ,  F24F 5/00 102 Z ,  F24F 11/02 102 B ,  F25B 5/00 A

前のページに戻る