特許

J-GLOBAL ID：200903089208179949

波動制震による建物の防振方法およびこの方法を用いた建物

発明者： 広瀬 道孝 ,  塩谷 清人 ,  木村 匠 ,  清水 幹雄
出願人/特許権者： 清水建設株式会社
代理人 (1件)： 柳田 良徳 (外8名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-294252
公開番号（公開出願番号）：特開平8-151642
出願日： 1994年11月29日
公開日（公表日）： 1996年06月11日
要約：

【要約】【目的】地震や環境振動による建物の振動を簡単にかつ安価に低減することができるとともに、メンテナンスや部品交換を不要にする。【構成】入力損失を示す伝達倍率(B/A)が0となる振動数のうち、一番低い振動数ftが建物Cの固有振動数fs以下(ft≦fs)となるように、建物Cの基礎版Bの幅を決定する。これにより、周辺基盤からの振動の成分で、建物を大きく振動させる成分がなくなる。したがって、建物Cの振動が大きく低減される。

請求項（抜粋）：

地盤に基礎版を介して建築された建物の防振方法において、前記地盤から前記基礎版に振動が伝達されるときの入力損失の伝達率が最も低いときの振動数(ft)が前記建物の最も低い固有振動数(fs)以下(ft≦fs)となるように、前記基礎版の幅を決定することを特徴とする波動制震の原理による建物の防振方法。

IPC (3件)：

E02D 27/34 ,  E02D 31/08 ,  E04H 9/02 351