特許
J-GLOBAL ID:200903089211948406

共有資源自動返却方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-177940
公開番号(公開出願番号):特開平6-019858
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】共通資源を排他制御中のプロセッサが障害発生した場合に、当該共通資源の排他制御を自動的に解除し、他の正常なプロセッサがこの共通資源を利用可能とすることを目的とする。【構成】 複数のプロセッサ2が各々に共通資源を有するマルチプロセッサシステムにおいて、各プロセッサ2は、自身の動作を制御すると共に自身が備える共通資源1を管理するオペレーティングシステム部2aと、当該プロセッサ2が備える共通資源1を排他制御しているプロセッサを特定するプロセッサIDを格納する共通資源管理テーブル2bとを備えてなる共有資源自動返却方式。。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサ(2)と、前記プロセッサ(2)毎に管理される共通資源(1)とからなり、任意のプロセッサ(2)が特定の資源を使用している場合にその資源を排他的に制御して他のプロセッサ(2)からのアクセスを防止するマルチプロセッサシステムにおいて、前記各プロセッサ(2)は、当該プロセッサ(2)の動作を制御すると共に当該プロセッサ(2)が備える共通資源(1)を管理するオペレーティングシステム部(2a)と、当該プロセッサ(2)が備える共通資源(1)を排他制御しているプロセッサを特定するプロセッサIDを格納する共通資源管理テーブル(2b)とを備え、前記オペレーティングシステム部(2a)は、共通資源管理テーブル(2b)を監視して特定の共通資源(1)が所定時間以上排他制御されていることを認識すると、当該共通資源(1)を排他制御しているプロセッサ(2)のプロセッサIDを検出してこのプロセッサ(2)による排他制御を強制解除すると共に、当該プロセッサIDを他のプロセッサ(2)に通知して各プロセッサ(2)が備える共通資源(1)に対する排他制御を強制解除するよう促すことを特徴とする共通資源自動返却方式。
IPC (2件):
G06F 15/16 340 ,  G06F 9/46 360

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