特許

J-GLOBAL ID：200903089217996879

石炭ガス化炉

発明者： 藤村 秀和 ,  和田 克夫 ,  古江 俊樹 ,  森原 淳 ,  田村 善助
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-173287
公開番号（公開出願番号）：特開平10-017873
出願日： 1996年07月03日
公開日（公表日）： 1998年01月20日
要約：

【要約】【課題】高温微細スラグや低カーボン分のチャーがガス化室上部の側壁,出口のガス取出し口絞り部およびその後流側で付着するのを防止する。【解決手段】ガス化室70上部にガス化室内径よりも小径のガス取出し口19と、底部にはスラグ取出し口9を設け、上下2段の旋回バーナを有するガス化炉6において、上段バーナ8とガス取出し口絞り部16の距離を上段バーナ8とスラグ取出し口9間の距離の少なくとも2倍以上離し、充分な空間領域を上段バーナ上部に設けた構造とする。また、ガス取出し口絞り部16,天蓋部106に設けたリサイクルガスヘッダー47から精製ガス26を分割、かつ間欠噴射する構造とし、さらにガス取出し口絞り部16の後流側に新たに冷水管51を設ける。

請求項（抜粋）：

微粉炭ガス化反応領域であるガス化室上部にこのガス化室の内径よりも小径のガス取出し口絞り部を設けると共に、底部にはスラグ取出し口を設けたガス化炉において、前記ガス化室を一室とし、前記ガス化室に微粉炭と酸化剤の混合流体を供給するバーナを上下二段に配置するとともに、上下バーナそれぞれが前記ガス化室に仮想した仮想円の接線方向に前記混合流体を噴出することを特徴とする石炭ガス化炉。

IPC (3件)：

C10J 3/46 ,  C10J 3/48 ,  C10J 3/72

FI (3件)：

C10J 3/46 M ,  C10J 3/48 ,  C10J 3/72 J

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭59-176391
  
• 石炭ガス化装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-241362   出願人：株式会社日立製作所, バブコック日立株式会社
• 特開昭61-218689
  
• 特開昭61-207492