特許
J-GLOBAL ID:200903089220085640

自動変速機のシフト制御装置及びシフト方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-143166
公開番号(公開出願番号):特開2000-337494
出願日: 1999年05月24日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 シフト操作用推力の要求値が変速機のオイル攪拌抵抗による影響を受けない自動変速機のシフト制御装置を提供する。【解決手段】シフト抜き手段26は、第一アクチュエータを駆動してエンジンから変速機を切離した状態で第二アクチュエータを駆動しシンクロ機構をシフト抜き操作し、シンクロ機構のスリーブをニュートラル状態に設定する。クラッチ係合手段27は変速機をニュートラルに設定した状態で第一及び第三アクチュエータを作動させ、クラッチを1回以上継断を繰返して変速機の遊転ギヤの回転速度をシンクロ機構の回転速度より加速する。シフト入れ手段28は、遊転ギヤを加速した状態において、クラッチを切り、通常のシフト入れ同期押分け動作を行う。変速機の遊転ギヤの回転速度をスリーブの回転速度より加速することにより、リングの外歯がスリーブチャンファの回転方向後面に当接しも攪拌抵抗が押分け力と同一方向になることで、第二アクチュエータの推力要求値を低減できる。
請求項(抜粋):
回転シャフト上で相対回転するシンクロ機構と遊転ギヤを備えた変速機と、該変速機とエンジンとの間に配設されたクラッチと、該クラッチを操作する第一アクチュエータと、該変速機の該シンクロ機構を操作する第二アクチュエータと、前記エンジンのスロットル開度を可変する第三アクチュエータと、これら第一、第二及び第三アクチュエータを駆動する流体圧式あるいは電気式のパワーユニットと、ドライバによって操作され目標変速段に対応する変速信号を出力する変速切換えスイッチと、該変速切換えスイッチの変速信号に基づいて前記パワーユニットを指令し該第一、第二及び該第三アクチュエータを制御するコントロールユニットとを具備した自動変速機のシフト制御装置であって、前記コントロールユニットは、変速時、前記変速切換えスイッチからの変速信号に基づいて前記第一アクチュエータ及び第二アクチュエータを作動させ前記エンジンから前記変速機を切離した状態で前記シンクロ機構をシフト抜き操作するシフト抜き手段と、前記シフト抜き手段により前記変速機をニュートラルに設定した状態で前記第一及び第三アクチュエータを作動させ、前記クラッチを1回以上継断を繰返して前記変速機の前記遊転ギヤの回転速度を前記シンクロ機構の回転速度より加速するクラッチ継合手段と、前記遊転ギヤの回転速度が前記シンクロ機構の回転速度より加速状態になった段階で前記第一アクチュエータを作動させることにより前記変速機を切離し、かつこの切離し状態で前記第二アクチュエータを作動させることにより前記シンクロ機構をシフト入れするシフト入れ手段とからなることを特徴とする自動変速機のシフト制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/04 ,  B60K 41/04 ,  F16D 23/06 ,  F16D 48/02
FI (4件):
F16H 61/04 ,  B60K 41/04 ,  F16D 23/06 Z ,  F16D 25/14 640 Z
Fターム (45件):
3D041AA09 ,  3D041AB01 ,  3D041AC01 ,  3D041AC06 ,  3D041AC17 ,  3D041AC18 ,  3D041AD14 ,  3D041AD22 ,  3D041AD23 ,  3D041AD30 ,  3D041AD31 ,  3D041AD46 ,  3D041AE04 ,  3D041AE14 ,  3D041AE15 ,  3D041AE21 ,  3D041AE30 ,  3D041AE32 ,  3D041AE33 ,  3D041AF00 ,  3J052AA18 ,  3J052CA14 ,  3J052CA15 ,  3J052EA03 ,  3J052FB33 ,  3J052GC13 ,  3J052GC23 ,  3J052GC34 ,  3J052GC73 ,  3J052GD03 ,  3J052HA03 ,  3J052KA01 ,  3J052KA04 ,  3J052LA01 ,  3J056AA12 ,  3J056BB36 ,  3J056BE06 ,  3J056GA02 ,  3J057AA03 ,  3J057BB02 ,  3J057GA11 ,  3J057GB04 ,  3J057GB40 ,  3J057HH01 ,  3J057JJ01

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