特許
J-GLOBAL ID:200903089227464000

ワイヤ放電加工方法およびワイヤ放電加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-008978
公開番号(公開出願番号):特開平11-207527
出願日: 1998年01月20日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 コーナ角度が鋭角の場合であっても、形状誤差を小さくすることができるワイヤ放電加工方法およびワイヤ放電加工装置を提供すること。【解決手段】 加工経路上の交点Aのコーナ部に入る終点が交点Aの加工経路a1とこのコーナ部から出る始点が交点Aの加工経路a2のなす角度が鋭角の場合、加工経路a2の始点Aから加工経路a2上の点Qまでの加工経路を、加工経路a1の延長線上で交点Aを始点とし交点Aからの距離が距離b1の点Mまでの補正経路c1と、補正経路c1の垂線上で点Mを始点とし点Mからの距離が距離b2の点Nまでの補正経路c2と、加工経路c2の垂線上で点Nを始点とし点Nからの距離が距離b3の点Pまでの補正経路c3と、点Pを始点とし加工経路a2上で直線MNからの距離が距離b4の点Qまでの補正経路c4とで構成する。
請求項(抜粋):
最終仕上げ寸法とオフセット量とからワイヤ電極の被加工物に対する加工経路を予め設定された規則に従って演算した補正経路に置き換えて加工するワイヤ放電加工方法において、前記加工経路中における鋭角のコーナ部の加工方向上流側の第1の加工経路に対して当該第1の加工経路の接線方向に第1の補正経路を延長し、延長した部分から前記コーナ部の加工方向下流側の第2の加工経路に対して第2の補正経路を設定するとともに、前記第1の補正経路から第2の補正経路の加工に至る間に、前記コーナ部の鋭角を保持できるように前記第1の補正経路に対して前記コーナ部の角度よりも大きな角度で第2の補正経路まで加工する第3の補正経路を設定して加工することを特徴とするワイヤ放電加工方法。

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