特許
J-GLOBAL ID:200903089230631855

飽和および不飽和アルデヒドの不飽和カルボン酸への酸化のための触媒およびその製造方法と使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-547537
公開番号(公開出願番号):特表2009-521316
出願日: 2006年12月22日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
本発明は、担持されたまたは結合したヘテロポリ酸触媒組成物、その触媒組成物の製造方法、およびその触媒組成物を用いた、飽和および/または不飽和アルデヒドの不飽和カルボン酸への酸化方法である。その触媒組成物は、約12:2より大きい相対モリブデン:セシウム/カリウム/ルビジウム/ナトリウムモル比で、モリブデン、バナジウム、リンおよびセシウムを含有する活性ヘテロポリ酸成分と、モリブデン、リンおよびセシウム、カリウム、ルビジウムまたはナトリウムを含有する不活性ヘテロポリ酸成分を有する。その触媒は、ヘテロポリ酸化合物の各々の成分の化合物を溶液中に溶解させ、ヘテロポリ酸化合物を沈殿させ、ヘテロポリ酸化合物を接触させて触媒前駆体を形成し、その触媒前駆体をか焼してヘテロポリ酸化合物触媒を形成することにより製造される。メタクロレインなどの不飽和アルデヒドは、ヘテロポリ酸化合物触媒の存在下で酸化されると、メタクリル酸などの不飽和カルボン酸が生成される。
請求項(抜粋):
担持または結合ヘテロポリ酸化合物を調製する方法であって、 a) 一般化学式: Mo12VaPbCscOx ここで、Moはモリブデンであり、Vはバナジウムであり、Pはリンであり、Csはセシウムであり、Oは酸素であり、aは0.01から5.0であり、bは0.5から3.5であり、cは0.01から2.0であり、xは価数を満たす; の活性ヘテロポリ酸化合物を調製し、 b) 一般化学式: Mo12Pb'Mc'Ox' ここで、Moはモリブデンであり、Pはリンであり、Mはセシウム、カリウム、ルビジウムまたはナトリウムであり、Oは酸素であり、b’は0.5から3.5であり、c’は2より大きく、x’は価数を満たす; の不活性ヘテロポリ酸化合物を調製し、 c) 前記活性ヘテロポリ酸化合物を前記不活性ヘテロポリ酸化合物と接触させて、担持または結合ヘテロポリ酸触媒前駆体を形成し、 d) 前記担持または結合ヘテロポリ酸触媒前駆体をか焼して、担持または結合ヘテロポリ酸触媒を形成する、 各工程を有してなる方法。
IPC (3件):
B01J 27/199 ,  C07C 57/055 ,  C07C 51/235
FI (3件):
B01J27/199 Z ,  C07C57/055 B ,  C07C51/235
Fターム (47件):
4G169AA02 ,  4G169AA08 ,  4G169BB07A ,  4G169BB07B ,  4G169BB14A ,  4G169BB14B ,  4G169BC06A ,  4G169BC06B ,  4G169BC25A ,  4G169BC25B ,  4G169BC26A ,  4G169BC26B ,  4G169BC31A ,  4G169BC31B ,  4G169BC54A ,  4G169BC54B ,  4G169BC59A ,  4G169BC59B ,  4G169BD03A ,  4G169BD03B ,  4G169CB17 ,  4G169DA06 ,  4G169EA02Y ,  4G169FB09 ,  4H006AA02 ,  4H006AC46 ,  4H006BA02 ,  4H006BA05 ,  4H006BA12 ,  4H006BA13 ,  4H006BA14 ,  4H006BA30 ,  4H006BA31 ,  4H006BA35 ,  4H006BA55 ,  4H006BA75 ,  4H006BA85 ,  4H006BB61 ,  4H006BB62 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC13 ,  4H006BC30 ,  4H006BC31 ,  4H006BE30 ,  4H039CA65 ,  4H039CC30
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 米国特許第3998876号明細書
  • 米国特許第4320227号明細書
  • 米国特許第5191116号明細書
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審査官引用 (2件)

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