特許
J-GLOBAL ID:200903089233287055

光電子増倍管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-088922
公開番号(公開出願番号):特開平5-290793
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 ノイズの著しい減少、電子増倍部の劣化の確実な防止、ガラス溶解時におけるガスの発生防止、及び製造時における作業性の大幅な向上を図り得る光電子増倍管を提供する。【構成】 バルブ1Aを構成する円筒形の側管2Aを金属から構成し、この側管2Aの下部外周に、フランジ形を露呈した金属の気密溶接部2bを周設する。また、円板形のステム4の外周に、気密溶接部2bに溶着される金属のフランジ形気密溶接部11を周設する。さらにステム4に、金属排気管7Aを抵抗溶接で融着し、この金属排気管7Aを光電子増倍管の製造工程における最終段階で、ピンチオフシールで切断する。
請求項(抜粋):
金属から構成され略円筒形を露呈してバルブを構成する側管と、この側管の開口を有する上部に気密覆着され光透過性を有する略円板形の受光面板と、この受光面板の下面に被着され入射して来る入射光を電子に変換する光電面と、該側管の下部外周に周設されたフランジ形の気密溶接部と、この気密溶接部に真空気密される金属のフランジ形気密溶接部を外周に備えた略円板形のステムと、このステムにそれぞれガラスを介して挿着された複数のピンと、該バルブの内部に内設され光電面から放射される光電子を増倍させる電子増倍部とを備えたことを特徴とする光電子増倍管。

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