特許
J-GLOBAL ID:200903089240562770

プリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-173871
公開番号(公開出願番号):特開2005-349742
出願日: 2004年06月11日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 カラー感熱記録紙上にカラー画像を形成するプリンタにおいて、互いに出力レベルの異なる2つのラインセンサをそれぞれ最適な出力レベルに調節した状態で、カラー感熱記録紙の両側辺の位置検出を行うと共に、必要なメモリ容量を少なくして、コストダウンを可能にする。【解決手段】 画像形成を開始する前に、カラー感熱記録紙2をラインセンサ17に対向するように停止させた状態で、一度だけ、2つのラインセンサ17をそれぞれ個別に出力レベルが最適値となるように調整し、S/Nの高い状態でカラー感熱記録紙2の両側辺の位置を検出し、カラー感熱記録紙2の用紙幅を演算で求め、用紙幅を記憶しておく。イエロー、マゼンタ及びシアンの画像形成中、一方のラインセンサ17のみを用いて、カラー感熱記録紙2の一方の側辺の位置を検出し、検出した側辺の位置と記憶している用紙幅とに基づいてサーマルヘッド6の微小発熱部アレイのうち発熱可能な範囲を決定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ディジタル画像データを用いてサーマルヘッドを駆動し、カラー感熱記録紙上にカラー画像を形成するプリンタであって、 カラー感熱記録紙を巻回した記録紙ロールが装填される給紙部と、 前記給紙部からカラー感熱記録紙の先端部を引き出して、カラー感熱記録紙を所定の搬送方向の双方向に搬送する記録紙搬送機構と、 前記搬送方向における初期位置に対して所定の位置に設けられ、前記搬送方向に直交する方向に配列された微小発熱部アレイを有し、ディジタル画像データに基づいて前記微小発熱部アレイの発熱及び非発熱を制御し、カラー感熱記録紙の画像形成面に対して1ラインずつ画像を形成するサーマルヘッドと、 前記搬送方向における前記初期位置と前記サーマルヘッドとの間に設けられ、カラー感熱記録紙の画像形成面に対して第1及び第2波長を有する紫外線を照射して、第1波長の紫外線により反応するイエロー層及び第2波長の紫外線により反応するマゼンタ層をそれ以上発色しないように定着させる第1及び第2紫外線ランプと、 前記搬送方向における前記第1及び第2紫外線ランプと前記サーマルヘッドとの間で、前記搬送方向に直交する方向における記録紙の非画像形成面の両側部近傍に対向するように設けられ、前記搬送方向に直交する方向に配列された発光部及び微小受光部アレイを有する一対のラインセンサと、 カラー感熱記録紙のうち画像が形成された部分を切断するカッタと、 前記記録紙搬送機構、前記サーマルヘッド、前記第1及び第2紫外線ランプ及び前記カッタを制御する制御手段と、 少なくとも前記一対のラインセンサにより検出されるカラー感熱記録紙の側辺の位置及び演算で求めた用紙幅を記憶する記憶手段を備え、 前記制御手段は、 カラー感熱記録紙を初期位置から前記サーマルヘッド側に一定速度で搬送しながら、第1温度範囲で前記サーマルヘッドを駆動してイエロー層にイエローの画像を形成し、 前記第1紫外線ランプを駆動して、カラー感熱記録紙のイエロー層を定着させ、 カラー感熱記録紙を初期位置に戻し、カラー感熱記録紙を前記サーマルヘッド側に搬送しながら、前記第1温度範囲よりも高い第2温度範囲で前記サーマルヘッドを駆動してマゼンタ層にマゼンタの画像を形成し、 カラー感熱記録紙を初期位置に戻し、カラー感熱記録紙を前記サーマルヘッド側に搬送しながら、前記第2紫外線ランプを駆動して、カラー感熱記録紙のマゼンタ層を定着させ、続けてマゼンタ層が定着された部分に対して、前記第2温度範囲よりも高い第3温度範囲で前記サーマルヘッドを駆動してシアン層にシアンの画像を形成し、 前記カッタを制御して、イエロー、マゼンタ及びシアンの画像が形成された部分を切断してカラー感熱記録紙上に画像を形成するものであり、 イエローの画像形成に先立って、カラー感熱記録紙の画像形成領域が前記ラインセンサに対向するようにカラー感熱記録紙を搬送させ、カラー感熱記録紙を停止させた状態で、前記一対のラインセンサのうち一方のラインセンサの受光部からの出力をモニタしながら、受光部からの出力が最適値になるように発光部から出力される光の強度を調整し、前記カラー感熱記録紙の一方の側辺の位置を検出し、他方のラインセンサの受光部からの出力をモニタしながら、受光部からの出力が最適値になるように発光部から出力される光の強度を調整し、前記カラー感熱記録紙の他方の側辺の位置を検出し、検出された両側辺の位置からカラー感熱記録紙の用紙幅を演算し、演算した用紙幅を前記記憶手段に記憶し、 イエロー、マゼンタ及びシアンの画像形成中、前記一対のラインセンサのうち一方のラインセンサのみを用いて、カラー感熱記録紙の一方の側辺の位置を検出し、検出した側辺の位置と前記記憶手段に記憶されている用紙幅とに基づいて前記サーマルヘッドの微小発熱部アレイのうち発熱可能な範囲を決定することを特徴とするプリンタ。
IPC (4件):
B41J2/32 ,  B41J2/325 ,  B41J11/70 ,  B65H35/04
FI (5件):
B41J3/20 109Z ,  B41J11/70 ,  B65H35/04 ,  B41J3/20 109J ,  B41J3/20 117C
Fターム (17件):
2C058AC06 ,  2C058AE04 ,  2C058AF51 ,  2C058LA02 ,  2C058LB09 ,  2C065AA01 ,  2C065AB01 ,  2C065CJ02 ,  2C065CJ05 ,  2C065CZ02 ,  2C065CZ06 ,  2C065CZ09 ,  2C065CZ17 ,  2C065DC02 ,  2C065DC23 ,  2C065DC24 ,  2C065DC26
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • プリント方法及びプリンタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-167940   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 画像記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-265610   出願人:日立工機株式会社

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