特許
J-GLOBAL ID:200903089242008983

磁気記録再生装置とデータ読出し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-227451
公開番号(公開出願番号):特開平7-085409
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は低温時にヘッドからの再生出力レベルの減少を解消し、かつ波形の歪みの発生によるS/N比の悪化を招くことなく、リードエラーの発生を防止することができる磁気記録再生装置を提供することにある。【構成】HDC3は、リード動作時にヘッド1からのリード信号からのリードデータのエラー検出処理を実行する。CPU4はリードエラー検出時に、ライト電流の電流値を切換えるための制御信号HUを出力する。ライト電流切換回路5は、制御信号HUに応じて、通常電流値より増加したライト電流をヘッド1のコイルに供給する。これにより、ヘッド1のコア温度が上昇し、結果的にヘッド1の再生出力レベルが増大する。
請求項(抜粋):
記録媒体に対向する側にクラウンが形成されて、温度変化によりクラウン量が変動するスライダを有し、記録媒体の記録磁界をリード信号に変換し、コイルに供給されるライト電流によりライトデータを前記記録磁界に変換するヘッド手段と、リード動作時に、前記ヘッド手段から出力された前記リード信号から再生したリードデータのエラー検出処理を実行するエラー検出手段と、このエラー検出手段により前記リードデータのエラーが検出されたときに、前記ライト電流の電流値を通常値と比較して前記クラウン量が変動する程度に増加し、この増加した前記ライト電流を前記ヘッド手段の前記コイルに供給するライト電流切換え手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。

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