特許
J-GLOBAL ID:200903089247847169

筒内燃料噴射式内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-147644
公開番号(公開出願番号):特開平10-339142
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 ピストンキャビティ内に直接燃料を噴射供給する火花点火機関において、燃焼室中央の点火プラグ付近に濃混合気を集中させつつキャビティ内に濃混合気層を保持して効果的な成層燃焼を行わせる。【解決手段】 ピストン1の上面を、吸気ポート9に面した傾斜面1Aと排気ポート13に面した傾斜面1Bとからなる隆起形状とするとともに、前記キャビティ6を、その主要部6Aが前記各傾斜面の境界Lに近接して吸気ポート側傾斜面1A内に開口するように、かつスワールに対して点火プラグの上流側となる領域6Bのみが部分的に排気ポート側傾斜面1B内に開口するように形成し、燃料噴霧をキャビティ主要部6Aの内壁面から上昇させて燃焼室中央の点火プラグ3近傍に集中させる一方、拡張部6Bにて残余の燃料をキャビティ6内に確保して層状燃焼させるように図る。
請求項(抜粋):
対向的に配置された吸気ポートと排気ポートとの間の燃焼室略中央部に点火プラグを位置させるとともに、上面に平面上略円形のキャビティを形成したピストンと、吸気ポート側から前記キャビティに向けて燃料を噴射供給する燃料噴射弁と、シリンダ内にスワールを発生させる手段とを備えた内燃機関において、ピストン上面を、吸気ポートに面した傾斜面と排気ポートに面した傾斜面とからなる隆起形状とするとともに、前記キャビティを、その主要部が前記各傾斜面の境界部分に近接して吸気ポート側傾斜面内に開口するように、かつスワールに対して点火プラグの上流側となる領域のみが部分的に排気ポート側傾斜面内に開口するように、形成したことを特徴とする筒内燃料噴射式内燃機関。
IPC (4件):
F02B 23/10 ,  F02B 17/00 ,  F02B 23/08 ,  F02F 3/26
FI (5件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 17/00 F ,  F02B 23/08 C ,  F02F 3/26 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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