特許
J-GLOBAL ID:200903089252097810

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-360647
公開番号(公開出願番号):特開2003-161717
出願日: 2001年11月27日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】 多重構造プロテクタの良好な耐飛水性と、均一かつ迅速な応答性とが両立できるガスセンサを提供する。【解決手段】 プロテクタ6をなす第一筒状部6bと第二筒状部6aとの間に形成される空間を、軸線O方向において前方側空間G1と後方側空間G2とに仕切る仕切り壁部59が設けられる。また、第二側ガス流通口63が前方側空間G1に、第一側ガス流入口60,61が後方側空間G2に、それぞれ開口する形態にて形成される。軸線O方向において、円錐状面をなす第一筒状部6bの前端部164の後端位置から、第二筒状部6aの側壁面前端位置までの区間を流通口形成対象区間Kとする。また、第二筒状部6aの側壁面周方向に沿って設定され、前記流通口形成対象区間Kを軸線方向長さとする帯状の領域を流通口形成対象領域とする。その流通口形成対象領域において、その第二側ガス流通口63の合計開口面積をSp、それ以外の壁部形成部分の合計面積をSiとして、SpをSiよりも大きく設定する。
請求項(抜粋):
検出素子(2)の軸線(O)方向前端側に形成された検出部(D)と、これを覆うプロテクタ(6)とを備えたガスセンサ(1)において、前記プロテクタ(6)が、第一筒状部(6b)と、該第一筒状部(6b)の外側に前記軸線(O)に関して同軸状に配置される第二筒状部(6a)とを備え、前記第二筒状部(6a)の外周面には、前記第一筒状部(6b)の前端部(164)外周面を経て前記軸線(O)と交差する向きに前記被検出ガスを流通させるための長方形状の第二側ガス流通口(63)が周方向に複数形成され、前記第一筒状部(6b)の外周面には、前記検出部(D)が位置する自身内部の検出空間(G3)に被検出ガスを導入するための第一側ガス流入口(60,61)(60,61)が形成され、また、前記第一筒状部(6b)の前端面には前記検出空間(G3)から前記被検出ガスを排出するための第一側ガス排出口(62)(62)が形成され、前記第一筒状部(6b)と前記第二筒状部(6a)との間に形成される空間を、前記軸線(O)方向において前方側空間(G1)と後方側空間(G2)とに仕切る仕切壁部(59,640)が設けられるとともに、前記第二側ガス流通口(63)が前記前方側空間(G1)に、前記第一側ガス流入口(60,61)が前記後方側空間(G2)に、それぞれ開口する形態にて形成され、また、前記後方側空間(G2)に前記被検出ガスを導入するためのガス導入経路(PH)が、前記仕切壁部(59,640)と前記第二筒状部(6a)との少なくともいずれかに形成されるとともに、前記第一筒状部(6b)は、円筒状の外周面を有する本体部(163)と、該本体部(163)よりも径小の前端部(164)とを有するとともに、該前端部(164)の後端位置から、前記第二筒状部(6a)の側壁面前端位置までの区間を流通口形成対象区間(K)とし、また、前記仕切壁部(64)の前端位置から前記第二側ガス流通口(63)の前端位置までの区間を、実質的流通口形成区間(K’)とし、前記第二筒状部(6a)の側壁面周方向に沿って設定され、前記流通口形成対象区間(K)を軸線(O)方向長さとする帯状の領域を流通口形成対象領域(FA)として、前記流通口形成対象領域(FA)における、隣り合う前記第二側ガス流通口(63,63)の間をなす間隔形成部の周方向における長さの合計が、前記第二側ガス流通口(63)の周方向における長さの合計より小さく、かつ、前記流通口形成対象区間(K)の軸線(O)方向長さが、前記実質的流通口形成区間(K’)の軸線(O)方向長さの2倍より小さく設定されてなることを特徴とするガスセンサ(1)。
Fターム (11件):
2G004BB01 ,  2G004BB04 ,  2G004BC02 ,  2G004BF13 ,  2G004BF15 ,  2G004BF16 ,  2G004BF18 ,  2G004BF27 ,  2G004BG15 ,  2G004BJ02 ,  2G004BM07

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