特許
J-GLOBAL ID:200903089253288970

透明導電性フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-321962
公開番号(公開出願番号):特開平9-157419
出願日: 1995年12月11日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 プラスチックフィルム液晶表示素子に用いられる透明導電性フィルムに、温度や湿度依存性が実質的に無いガスバリアー性を保有する無機質膜を、プラスチックフィルムの可撓性を損なわず、実用上十分な密着力をもって付与する。【解決手段】 プラスチックフィルム面に、-OR1(R1はHもしくは、H-OR1で表される化合物の常圧における沸点が120°C以下となる化合物残基)で表される官能基を有する物質を含む有機樹脂層を形成し、その上にSi(OR2)4で表されるテトラアルコキシシランに、M(OR3)nで表される金属アルコキシドまたはPO(OR4)3で表されるリン酸エステルのうち、1種以上を加えたものの共加水分解溶液を塗布して得られる無機硬化層を形成し、更に透明導電性を有する薄膜を積層した透明導電性フィルムである。
請求項(抜粋):
ガラス転移温度が120°C以上で、実質的に非晶性であり、フィルム厚みでのリターデーション値が15nm以下である透明なプラスチックフィルム基体(A)の少なくとも一方の面に、-OR1(R1はHもしくは、H-OR1で表される化合物の常圧における沸点が120°C以下となる化合物残基)で表される官能基を有する物質を含む有機樹脂層(B)を形成し、そのB層上にSi(OR2)4(R2は炭素数4以下のアルキル基)で表されるテトラアルコキシシランに、M(OR3)n(Mは金属元素、R3は炭素数4以下のアルキル基、nは3から5の整数)で表される金属アルコキシドまたはPO(OR4)3(R4は炭素数4以下のアルキル基)で表されるリン酸エステルのうち、少なくとも1種以上を加えたものの共加水分解溶液を塗布し、120°C以上でプラスチックフィルム基体のガラス転移温度以下の条件で加熱して得られる無機硬化層(C)を形成した積層体の少なくとも一方の面に、透明導電性を有する薄膜(D)を積層したことを特徴とする透明導電性フィルム。
IPC (6件):
C08J 7/04 CEZ ,  C08J 7/04 ,  B05D 5/12 ,  B32B 9/00 ,  C08L 69/00 LPU ,  C08L 81/06 LRF
FI (6件):
C08J 7/04 CEZ D ,  C08J 7/04 CEZ E ,  B05D 5/12 B ,  B32B 9/00 A ,  C08L 69/00 LPU ,  C08L 81/06 LRF

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