特許
J-GLOBAL ID:200903089261383230

ユーカリプタス グロブラスの大量クローン増殖方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309346
公開番号(公開出願番号):特開平6-133657
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 精英樹等の優良品種の効率的なクローン増殖方法が確立されていないE.globulusの大量クローン増殖を可能にすることにある。【構成】 E.globulusの生長点を無機塩類および植物生長調節物質を含む人工培地で培養することにより、苗条原基および不定苗条を誘導させ、苗条原基は静置培養することにより不定苗条を誘導し、得られた不定苗条を前記人工培地より無機塩類および植物生長調節物質の濃度を低減させた人工固定培地で静置培養することで不定苗条を増殖させ、増殖させた不定苗条をさらに前記の人工培地より無機塩類濃度を低下させ植物生長調節物質を含む人工固定培地に移植することで植物体に再生させるE.globulusの生長点培養によるクローン苗の生産方法。【効果】 特にパルプ材として優れているE.globulusにおいて、精英樹等の優良品種の大量クローン増殖が可能になり、植林用の苗の供給も可能になった。
請求項(抜粋):
ユーカリプタス グロブラス(E.globulus)の生長点および生長点を含む組織を無機塩類および植物成長調節物質を含む人工液体培地で照明下、回転培養することで苗条原基を、あるいは人工固定培地で照明下、静置培養することにより、不定苗条を各々誘導させ、苗条原基は静置培養へ移植することで不定苗条を誘導し、ついで不定苗条を前記の人工培地より無機塩類および植物生長調節物質の濃度低減させた人工培地に移植することで効率的に不定苗条を増殖させ、ついで増殖した不定苗条をさらに前記の人工培地より無機塩類濃度を低減させ、植物生長調節物質を含む人工培地に移植することで、植物体に再生させることを特徴とするE.globulusの生長点培養によるクローン苗の生産方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-055020

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