特許
J-GLOBAL ID:200903089261416677

誘電体フィルタ及びその誘電体フィルタにおける電波吸収構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-193786
公開番号(公開出願番号):特開平8-046406
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 別体のLPF等の部品を用いることなく所望の整数倍数波の影響を抑制することができる誘電体フィルタを提供すること【構成】 誘電体ブロック10の長手方向に、所定の間隔をおいて共振子穴11が形成され、誘電体ブロックの外表面のほぼ全面並びに各共振子穴の内面所定部位がメタライズによって導体膜13が形成される。誘電体ブロックの後面10b側に、電波吸収体20を装着した。電波吸収体は、後面と略同一の平面形状を有する偏平な帯状板体から形成され、取付金具21により所定位置に固定される。すると電波吸収体により、基本周波数も若干吸収されるものの誘電体フィルタから発生する高調波、特に基本周波数の3倍波が大きく吸収され、減衰特性が改善される。そして、電波吸収体は誘電体ブロックに直接接触されているため、その吸収効率がよい。
請求項(抜粋):
少なくとも所定数の共振子穴を備えた誘電体ブロックと、前記共振子穴の内面所定部位と、前記誘電体ブロックの外表面の所定部位に形成された導体膜とを備えた誘電体フィルタにおいて、前記誘電体ブロックの側面所定位置に、高調波成分除去片を取り付けたことを特徴とする誘電体フィルタ。
IPC (2件):
H01P 1/212 ,  H01P 1/205

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