特許
J-GLOBAL ID:200903089263412407

ジアセタール類の製造方法及びジアセタール類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 康男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-255282
公開番号(公開出願番号):特開2001-131183
出願日: 2000年08月25日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 常温又は低温の反応温度で、水性反応媒体による反応であり、かつ、有機溶剤の使用量が極端に低く、反応の制御が容易であって生成物の収率が高く、生成中に含まれる不純物や未反応物が少なくて除去も容易であり、生産性と安定性とに優れたジアセタール類の製造方法及びそれを用いて製造されたジアセタール類を提供する。【解決手段】 アルデヒド類と多価アルコールとを水性反応媒体中、酸触媒の存在下で反応させ、下記一般式(1)で表されるジアセタール類を得るジアセタール類の製造方法であって、上記反応は、反応液全体に対して、生成するジアセタール類の理論量が15〜50重量%の範囲である反応系で行われるものであり、上記反応は、強力強制攪拌しながら行うものであるジアセタール類の製造方法。【化1】
請求項(抜粋):
アルデヒド類と多価アルコールとを水性反応媒体中、酸触媒の存在下で反応をさせて、下記一般式(1);【化1】(式中、Z1 及びZ2 は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、カルボキシル基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシル基、ニトロ基及びアミド基からなる群より選択される少なくとも1種の原子又は1価の有機基を表す。nは、0又は1を表す。x及びyは、1から3までの整数を表す。)で表されるジアセタール類を得るジアセタール類の製造方法であって、前記反応は、反応液全体に対して、生成するジアセタール類の理論量が15〜50重量%の範囲である反応系で行われるものであり、前記反応は、強力強制攪拌しながら行うものであることを特徴とするジアセタール類の製造方法。

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