特許
J-GLOBAL ID:200903089268464782

電源の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石島 茂男 ,  阿部 英樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-208747
公開番号(公開出願番号):特開2005-073311
出願日: 2003年08月26日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】電源の動作状態の切り替わりがスムーズに行われる制御方法を提供する。【解決手段】選択処理S51が異なる動作状態を示す複数の制御値から一つの制御値を選択し、その動作状態で電源を運転する場合に、各制御値A、Cに対応する積分処理S19,S39のうち、選択値Eに採用されなかった制御値A、Cの算出に用いられる積分処理S19,S39では、その動作状態の前回制御値An-1,Cn-1と他の動作状態の前回制御値An-1,Cn-1との差がバイアス値Q1又はQ2よりも大きい場合に積分演算S15又はS35を行わず、それ以外の場合に積分演算S15又はS35を行う。これにより、積分処理S19,S39の処理結果Iv、Iiを格納する変数が飽和しなくなるので、動作状態が切り替わったときの出力状態は早く安定化する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
出力電圧の大きさを示す電圧測定値を用いて電圧の積分処理結果を求める電圧積分処理と、 出力電流の大きさを示す電流測定値を用いて電流の積分処理結果を求める電流積分処理と、 前記電圧の積分処理結果を用いて電圧制御値を求める電圧制御値算出処理と、 前記電流の積分処理結果を用いて電流制御値を求める電流制御値算出処理と、 少なくとも前記電圧制御値と前記電流制御値と含む制御値同士を比較し、その大小関係に基いていずれか一個の制御値を選択し、選択値として出力する選択処理と、 前記選択値を駆動信号に変換し、スイッチング素子に出力して該スイッチング素子に前記駆動信号に従ったスイッチング動作をさせる駆動信号出力処理とを有し、 前記各処理を繰り返し行い、前記スイッチング素子に接続された一次巻線に、前記スイッチング動作に応じた電流を流し、前記一次巻線と磁気結合された二次巻線に電圧を誘起させ、前記誘起された電圧を整流平滑回路で整流平滑し、負荷に供給する電源装置の制御方法であって、 前記電圧積分処理は、前記電圧測定値と予め設定された電圧目標値の差を、当該電圧積分処理の前回の処理結果に加算して今回の処理結果とする電圧積分演算を含み、 前記電流積分処理は、前記電流測定値と予め設定された電流目標値の差を、当該電流積分処理の前回の処理結果に加算して今回の処理結果とする電流積分演算を含み、 前記電圧積分処理は、前記選択処理における前回の前記選択値が前記電圧制御値ではない場合には前記電圧積分演算は今回行わないように構成され、 前記電流積分処理は、前記選択処理における前回の前記選択値が前記電流制御値ではない場合には前記電流積分演算は今回行わないように構成された制御方法。
IPC (1件):
H02M3/28
FI (1件):
H02M3/28 H
Fターム (15件):
5H730AA04 ,  5H730AS01 ,  5H730AS02 ,  5H730AS03 ,  5H730BB23 ,  5H730BB57 ,  5H730DD04 ,  5H730EE16 ,  5H730FD01 ,  5H730FD31 ,  5H730FF09 ,  5H730FG00 ,  5H730FG01 ,  5H730FG22 ,  5H730FG24

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