特許
J-GLOBAL ID:200903089289556210

フッ素系混合溶剤組成物の分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-102906
公開番号(公開出願番号):特開2003-300942
出願日: 2002年04月04日
公開日(公表日): 2003年10月21日
要約:
【要約】【課題】 ペルフルオロ有機化合物とハイドロフルオロ有機化合物とを含むフッ素系混合溶剤組成物の廃液から、単一のフッ素系化合物を、短時間かつ安価に再生する方法を提供すること。【解決手段】 ペルフルオロ有機化合物と、1種以上のハイドロフルオロ有機化合物とを含むフッ素系混合溶剤組成物に抽出溶剤を添加し、これらを撹拌することにより、上記抽出溶剤中に上記ハイドロフルオロ有機化合物を移行させる工程と、上記混合溶剤組成物からペルフルオロ有機化合物を分離し再生させる工程とを有する分離方法において、上記抽出溶剤として、上記ペルフルオロ有機化合物に不溶であり、上記ハイドロフルオロ有機化合物との相溶性が上記ペルフルオロ有機化合物との相溶性よりも優れているものを使用することを特徴とする。
請求項(抜粋):
ペルフルオロ有機化合物と、1種以上のハイドロフルオロ有機化合物とを含むフッ素系混合溶剤組成物の分離方法であって、(a)抽出溶剤を添加し、前記フッ素系混合溶剤組成物と接触させて前記抽出溶剤中に前記ハイドロフルオロ有機化合物を移行させ、ペルフルオロ有機化合物を含む相と、前記ハイドロフルオロ有機化合物を含む前記抽出溶剤相とを形成する工程と、(b)前記ペルフルオロ有機化合物を含む相と、前記ハイドロフルオロ有機化合物を含む前記抽出溶剤相とを各々に分離する工程とを有し、前記抽出溶剤は前記ペルフルオロ有機化合物に不溶であり、前記抽出溶剤と前記ハイドロフルオロ有機化合物との相溶性は前記ペルフルオロ有機化合物との相溶性よりも優れていることを特徴とする分離方法。
IPC (4件):
C07C209/86 ,  C07C 41/38 ,  C07C 43/12 ,  C07C211/15
FI (4件):
C07C209/86 ,  C07C 41/38 ,  C07C 43/12 ,  C07C211/15
Fターム (3件):
4H006AA02 ,  4H006AD16 ,  4H006GP01

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