特許
J-GLOBAL ID:200903089299557770
耐火性および溶接熱影響部の靭性に優れる高張力鋼の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小川 順三
, 中村 盛夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-083324
公開番号(公開出願番号):特開2005-272854
出願日: 2004年03月22日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】、母材の強度や靭性および溶接熱影響部の靭性に優れると共に、耐火性にも優れる高張力鋼を有利に製造する方法を提案する。【解決手段】 C:0.03〜0.10mass%、Si:0.05〜0.30mass%、Mn:0.6〜1.7mass%、P:0.015mass%以下、S:0.0005〜0.0050mass%、Al:0.005〜0.06mass%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.2〜0.5%、Nb:0.005〜0.05mass%、Ti:0.005〜0.02mass%、N:0.0030〜0.0065mass%、Ca:0.0005〜0.0030mass%を含有し、かつCa,OおよびSの含有量が、下記関係式;O<(Ca-(0.18+130×Ca)×O)/(1.25×S)<1を満たす鋼素材を1050〜1250°Cに加熱後、(Ar3+100°C)以上の温度域における累積圧下率を50%以上とし、仕上げ温度を(Ar3-100°C)〜(Ar3+100°C)とする熱間圧延をした後、冷却速度2〜20°C/secで600°C以下まで冷却する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
C:0.03〜0.10mass%、
Si:0.05〜0.30mass%、
Mn:0.6〜1.7mass%、
P:0.015mass%以下、
S:0.0005〜0.0050mass%、
Al:0.005〜0.06mass%、
Cr:0.05〜1.0%、
Mo:0.2〜0.5%、
Nb:0.005〜0.05mass%、
Ti:0.005〜0.02mass%、
N:0.0030〜0.0065mass%、
Ca:0.0005〜0.0030mass%を含有し、かつCa,OおよびSの含有量が、下記関係式;
O<(Ca-(0.18+130×Ca)×O)/(1.25×S)<1
を満たす鋼素材を1050〜1250°Cに加熱後、(Ar3+100°C)以上の温度域における累積圧下率を50%以上とし、仕上げ温度を(Ar3-100°C)〜(Ar3+100°C)とする熱間圧延をした後、冷却速度2〜20°C/secで600°C以下まで冷却することを特徴とする耐火性および溶接継手部靭性に優れる高張力鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D8/02
, C22C38/00
, C22C38/38
, C22C38/58
FI (4件):
C21D8/02 B
, C22C38/00 301B
, C22C38/38
, C22C38/58
Fターム (26件):
4K032AA01
, 4K032AA04
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032BA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K032CC03
, 4K032CD02
, 4K032CD03
, 4K032CF01
, 4K032CF02
引用特許: