特許
J-GLOBAL ID:200903089304673903

旋回式作業機の旋回制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-268200
公開番号(公開出願番号):特開平8-105076
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 作業装置の俯仰位置のいかんにかかわらず上部旋回体の旋回時に発生する振動を緩和でき、旋回時の操作性の向上を図る。【構成】 ブーム,アームおよびバケットからなる作業装置に設けられたブーム角センサ31,アーム角センサ32によってブーム角,アーム角を検出し、コントローラ35がこれらの検出結果から作業装置の俯仰位置に基づく旋回半径を算出し、この旋回半径に対応する制御信号をパイロット管路24A,24Bの途中に設けられた絞り制御弁33,34に出力する。そして、絞り制御弁33,34はこの制御信号に基づいてパイロット管路24A,24Bに絞りを付与し、パイロット圧力を変化させる。これにより、作業装置が上部旋回体の上方に位置し、旋回半径が小さいときには、パイロット圧力の伝播を遅らせることによって方向切換弁23の切換速度を遅くし、上部旋回体の急旋回等による振動を防止できる。
請求項(抜粋):
下部走行体と、該下部走行体に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなる旋回式作業機において、前記旋回装置によって前記上部旋回体を旋回させる旋回モータと、該旋回モータと主油圧源との間を接続する主管路と、該主管路の途中に設けられ、前記主油圧源から旋回モータに給排する圧油の方向を切り換える油圧パイロット式の方向切換弁と、該方向切換弁に設けられた一対のパイロット部をパイロット油圧源にそれぞれ接続する一対のパイロット管路と、該各パイロット管路の途中に設けられ、前記パイロット油圧源から前記方向切換弁の各パイロット部に供給するパイロット圧力を制御するパイロット弁と、前記各パイロット管路の途中にそれぞれ設けられ、前記作業装置の俯仰位置に基づいてパイロット圧力を可変に制御する絞り制御弁とから構成したことを特徴とする旋回式作業機の旋回制御装置。
IPC (5件):
E02F 9/22 ,  B25J 9/10 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/04 ,  F15B 11/08
FI (2件):
F15B 11/00 W ,  F15B 11/04 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-013128
  • 特開昭60-013128

前のページに戻る