特許
J-GLOBAL ID:200903089311724246

α-オレフィン-環状オレフィン共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-283489
公開番号(公開出願番号):特開平11-116614
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 重合触媒残渣を実質的に含まず極めて高純度のα-オレフィン-環状オレフィン共重合体あるいは水添されたα-オレフィン-環状オレフィン共重合体の提供。【解決手段】 α-オレフィン-環状オレフィン共重合体を含有する均一系反応溶液に、触媒中の全金属の酸化数基準当量の0.2〜20倍の活性水素当量分の活性水素含有化合物を添加して、主として当該金属に由来する析出物を生成せしめ、生成した析出物を該反応溶液から分離除去し、しかして得られた反応溶液から溶媒を除去して純化された共重合体を得る方法。
請求項(抜粋):
下記(1)〜(3)のいずれかの均一系反応溶液(1)炭素原子数2以上のα-オレフィンと環状オレフィンとを、メタロセン系触媒の存在下、炭化水素系溶媒中で付加共重合させて得られるα-オレフィン-環状オレフィン共重合体を含有する均一系反応溶液(1)(2)炭素原子数2以上のα-オレフィンと炭素間不飽和二重結合を2以上有する環状オレフィンとの共重合体を均一系水素添加触媒の存在下、炭化水素系溶媒中で水添反応に付して該共重合体に含まれる不飽和二重結合を水素添加して得られるα-オレフィン-環状オレフィン共重合体を含有する均一系反応溶液(2)(3)炭素原子数2以上のα-オレフィンと炭素間不飽和二重結合を2以上有する環状オレフィンとを、メタロセン系触媒の存在下、炭化水素系溶媒中で付加共重合させて得られる均一系重合反応溶液に、均一系水素添加触媒を添加し、水添反応に付して該共重合体に含まれる不飽和二重結合を水素添加して得られるα-オレフィン-環状オレフィン共重合体を含有する均一系反応溶液(3)に、当該触媒中の全金属の酸化数基準当量の0.2〜20倍の活性水素当量分の活性水素含有化合物を添加して、主として当該金属に由来する析出物を生成せしめ、生成した析出物を該反応溶液から分離除去し、しかして得られた反応溶液から溶媒を除去して純化された共重合体を得ることを特徴とする、α-オレフィン-環状オレフィン共重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/00 ,  C08F 32/00
FI (3件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/00 ,  C08F 32/00

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