特許
J-GLOBAL ID:200903089311797731

押出加工のための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-013744
公開番号(公開出願番号):特開平6-270223
出願日: 1994年02月07日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【構成】 ポリ塩化ビニル、安定添加剤組成物、充填剤及び可塑化剤の内の一つとから組成物を押出加工する方法であって、細長空洞と、これに嵌入する二つの細長ロータを具備する押出装置を設け、ロータを同期回転させ、粒子状のポリ塩化ビニルと、添加剤組成物とを予混合することなく前記空洞に供給し、充填剤及び可塑化剤の内の少なくとも一つを導入し、混合物をガス抜きし、押出ダイで押出すことを含むポリマー組成物の押出加工方法及びこれを実施するための装置。【効果】 本発明によると、PVCを基礎とする組成物を押出加工して、パネル等の典型的な中間製品を連続して製造でき、また既化合PVCを出発材料として使用する必要がない。さらには、未化合PVCを使用しても、高品質のPVCを基礎とする製品を製造できる。
請求項(抜粋):
組成物100重量部あたり約20重量部から約95重量部のポリ塩化ビニル(A)と、約1重量部から約12重量部の安定化添加剤(B)と、約70重量部以下の鉱物性充填剤(C)及び60重量部以下の前記ポリ塩化ビニル用の通常液体の可塑化剤(D)の二つの追加的成分の内の少なくとも一つとからなる実質的に均質のポリマー組成物を押出加工する方法であって、(I)(i)駆動端側部から押出ダイへ延びる細長空洞部と、(ii)各々がロータ長さ比を24Dから36D(Dは、一般に一対のロータの直径であると考えられる。)の範囲とし、少なくとも3つの練り混ぜセグメント部と少なくとも3つ搬送セグメント部とを有する少なくとも6つの連続ロータセグメントから形成され、前記空洞部にほぼ密に貫入し、相互に間入運動できるよう互いに隣接して設けられた本質的に同形状の細長ロータとを具備する押出装置を設け、(II)1分あたり少なくとも約10回転の速度で同方向にロータを本質的に同期回転させ、空洞部内の温度をポリ塩化ビニルを可塑化するのに十分な温度に維持し、(III)(A)粒子状ポリ塩化ビニルと(B)添加剤組成物とを、実質的に予混合することなく駆動端側部近傍であって、ロータの第1搬送セグメント部に隣接して設けられる第1導入部から空洞部に供給し、(IV)前記成分(C)及び(D)の内の少なくとも一つを、前記第1導入部の下流であって、前記第1搬送部の下流及び少なくとも一つの第2練り混ぜセグメント部の下流にあるロータ部に隣接して設けられた少なくとも一つの第2導入部を介して投入し、(V)前記混合物をガス抜きし、押出ダイを通して押出すことを含むことを特徴とするポリマー組成物の押出加工方法。
IPC (2件):
B29C 47/00 ,  B29K 27:06
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平3-175013
  • 特開平1-192509
  • 特開平3-247435
全件表示

前のページに戻る