特許
J-GLOBAL ID:200903089312665448

磁束密度の高い方向性珪素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-161162
公開番号(公開出願番号):特開平7-076732
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 短時間の最終焼鈍で安定したGoss組織を形成することができる磁束密度の高い方向性珪素鋼板の製造方法を提供することを目的とする。【構成】 重量%で、C:0.01% 以下、Si:2.5〜7%、S:0.01% 以下、Al: 0.01% 以下、N:0.01% 以下、Cu:0.01%以下、Nb:5ppm 以下、Sn:10ppm以下、Ti:20ppm以下であり、かつ、[Nb]+ 0.5×[Sn]+0.25[Ti]≦8を満足し、残部Fe及びその他不可避的不純物からなる鋼材を1000°C以上に保持した後、仕上温度が700 〜950°Cの熱間圧延を施し、次いで、圧延率40〜80%の冷間圧延を施し、その後還元性雰囲気若しくは酸素分圧が0.5Pa以下の非酸化性雰囲気、又は酸素分圧が0.5Pa以下の真空中において1000〜1300°Cの温度で10分間以下の間焼鈍して磁束密度の高い方向性珪素鋼板を得る。
請求項(抜粋):
C:0.01wt%以下、Si:2.5〜7wt%、S:0.01wt%以下、Al:0.01wt%以下、N:0.01wt%以下、 Cu:0.01wt%以下、Nb:5ppm 以下、Sn:10ppm 以下、Ti:20ppm であり、かつ、[Nb]+0.5×[Sn]+0.25[Ti]≦8(ただし、各元素の濃度はppm である。)を満足し、残部Fe及びその他不可避的不純物からなる鋼材を準備し、この鋼材を1000°C以上に保持した後、仕上温度が700〜950°Cの熱間圧延を施し、次いで圧延率40〜80%の冷間圧延を施し、その後還元性雰囲気若しくは酸素分圧が0.5Pa以下の非酸化性雰囲気、又は酸素分圧が0.5Pa以下の真空中において1000〜1300°Cの温度で10分間以下の間焼鈍することを特徴とする磁束密度の高い方向性珪素鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/16

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