特許
J-GLOBAL ID:200903089320893670

熱応動開閉器及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-107477
公開番号(公開出願番号):特開平6-295651
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】動作温度構成作業が容易な熱応動開閉器を得る。【構成】熱応動開閉器61は密閉容器を構成しており、ハウジング63の内面には可動接点74A,74Bを有した熱応動板73が熱応動板支持体71を介して接続固定される。導電端子ピン65A,65Bの密閉容器内側には、一端に固定接点68A,68Bを溶着した固定接点支持体67A,67Bが固定され、その先端でスペーサー69を金属板64に押え付けるように偏倚力を与えられる。固定接点68A,68Bは固定接点支持体67A,67Bに溶着後、塑性変形され所定の高さ及び所定の表面形状とされる。そのため製品毎の固定接点の高さが揃うので、動作温度較正前の接点間の接触圧が揃い、温度較正作業が容易になる。また固定接点の位置精度はスペーサーの厚みの精度に依存し、通常の組付精度より高い精度を得る事ができる。
請求項(抜粋):
導電性の金属板に穿たれた孔に導電端子を電気絶縁性の充填材により気密に貫通固定した蓋板と、金属製のハウジングを有し、該ハウジングの開口端面を前記蓋板に固着する事により気密容器を構成し、該気密容器内部には所定の第1の温度で湾曲方向を急跳反転し第2の温度で急跳復帰するよう予め設定された導電性の熱応動板を有し、該熱応動板の一端は前記ハウジング又は導電端子の一方に電気的に接続されるとともに、熱応動板の他端には可動接点が固着され、該可動接点が前記導電端子又はハウジングに電気的に接続された固定接点と接離可能にされ導電端子とハウジングとの間の電路を開閉可能にされた熱応動開閉器において、固定接点を固定接点支持体に溶着した後に固定接点の少なくとも可動接点と接触する部分を塑性変形加工により固定接点支持体の所定部分からの固定接点の高さを所定の値とするとともに、その接触面を所定の形状にする事を特徴とする熱応動開閉器の製造方法。
IPC (2件):
H01H 37/54 ,  H01H 11/00

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