特許
J-GLOBAL ID:200903089330677780

金属ビレット押出し方法及び押出しプレス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-094381
公開番号(公開出願番号):特開平7-075823
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 無駄時間が無く、生産性を高めた金属ビレットの押出し方法、及び押し出しプレスを提供する。【構成】 円筒ハウジング4を有する容器3の底部を支持片13によって閉じるようにし、この支持片の内部にダイス14を収容して固定クロスピース1に支持する。円筒ハウジング4の内部にビレット6を入れ、他方の固定クロスピース11に設けた主シリンダ53のピストン52によって、円筒ハウジングと同一断面のダミーブロック5を円筒ハウジング内に貫入させることにより、ダミーブロックと、支持片13との間でビレット6を予備圧縮する。この予備圧縮の間、容器が支持片に押圧されるのを防止することによって、支持片と容器の対応する端部との間に僅かな間隙eを維持する。これにより、予備圧縮中に、ビレットがハウジングの壁に完全に加えられるまで、ハウジング内の空気を徐々に追出して、空気が存在しない状態でビレットを押し出すことができる。
請求項(抜粋):
2個の固定クロスピースを一定距離に離間し、押出し工程中、内部にビレットを設置し押出し軸線に中心を占める管状ハウジングを有する容器を第1クロスピースに圧着し、前記ハウジングの両端をそれぞれ閉じる2個の部片を設け、前記容器を圧着する前記第1クロスピースによって底部片を支持し、前記ハウジングの横断面にほぼ同一の横断面を有するダミーブロックを突出ラムの端部に取り付けて軸線方向の移動により前記ダミーブロックを前記ハウジング内に貫入し得るようにし、前記ハウジングの両端を閉じる前記部片の一方に、押出し軸線に中心を占めてダイスを取り付け、前記ダイスを通じて前記ビレットを押し出すため、第2クロスピースを圧着する手段によって前記2個の部片を互いに接近させ、前記ハウジングの壁に前記ビレットが完全に加えられるまで前記ダミーブロックと前記底部片との間で前記ビレットを予備圧縮することによって押出し操作を進行させて、押出しプレスにより金属ビレットを押出すに当たり、少なくとも前記予備圧縮の大部分の間、前記容器が前記底部片に押圧されるのを防止して前記底部片と前記容器の対応する端部との間に僅かな間隙を維持し、前記ビレットの予備圧縮中、前記ビレットが前記ハウジングの壁に完全に加えられるまで前記ハウジング内に収容されている空気を徐々に追い出すことを特徴とする金属ビレットの押出し方法。
IPC (2件):
B21C 27/04 ,  B21C 23/21

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