特許
J-GLOBAL ID:200903089348713546
ソレノイドコイル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-211289
公開番号(公開出願番号):特開平6-061041
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】磁束量の減少を防止しつつソレノイドの体格縮小又は製造工程の短縮が可能なソレノイドを実現できるソレノイドコイルを提供する。【構成】筒状のコイル11の表面には樹脂一体成形によりプロテクタ9が被着されており、このプロテクタ9はコイル11を補強し、保護し、電気絶縁している。プロテクタ9は、軟磁性粉末を多量に含み、かつ、ソレノイドの磁気回路のギャップ部gを除く静磁気回路領域に配設されているので、この軟磁性粉末の量だけ体格増大なしにソレノイドの静磁気回路領域の磁気抵抗の低減、飽和磁束量の増加を実現する。又はヨーク断面積の低減によりソレノイドの体格縮小が可能となる。また、プロテクタ9がヨークを兼ねることによりソレノイドコイル自体がヨーク機能をもつ。
請求項(抜粋):
筒状に巻装されたコイルと、前記コイルの表面に一体成形により被着されて前記コイルを補強し保護し電気絶縁する電気絶縁性のプロテクタとからなり、ソレノイドの励磁部を構成するソレノイドコイルにおいて、前記プロテクタは、軟磁性粉末を含み、かつ、前記ソレノイドの磁気回路のギャップ部を除く領域に配設されて前記ソレノイドの磁気回路の静止部分の少なくとも一部を構成することを特徴とするソレノイドコイル。
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