特許

J-GLOBAL ID：200903089351802134

抗インフルエンザ薬

発明者： 木戸 博
出願人/特許権者： 株式会社テクノネットワーク四国 ,  日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 ,  帝人株式会社
代理人 (1件)： 中村 稔 (外9名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-257558
公開番号（公開出願番号）：特開2003-155230
出願日： 2002年09月03日
公開日（公表日）： 2003年05月27日
要約：

【要約】【課題】 インフルエンザウイルス感染の治療または予防剤を提供すること。【解決手段】 アンブロキソール、ブロムヘキシンまたはこれらの薬理学的に許容されうる塩を有効成分とする抗インフルエンザ薬。気道分泌液中に含まれる抗インフルエンザウイルス作用を示す生体内因子の分泌促進により、抗インフルエンザ作用を持つことを特徴とする。インフルエンザウイルスの感染性を誘起する気道内プロテアーゼに対する阻害物質の分泌促進を介して、気道におけるインフルエンザウイルス増殖を抑制することを特徴とする。さらに、粘膜免疫物質のIgAとIgGの分泌促進を介して、気道におけるインフルエンザウイルス増殖を抑制することを特徴とする。さらに気道中の炎症性サイトカイン放出を抑制することを特徴とする。インフルエンザウイルス感染の治療または予防剤である。

請求項（抜粋）：

アンブロキソール、ブロムヘキシンまたはこれらの薬理学的に許容されうる塩を有効成分とする抗インフルエンザ薬。

IPC (3件)：

A61K 31/137 ,  A61P 31/16 ,  A61P 43/00 105

FI (3件)：

A61K 31/137 ,  A61P 31/16 ,  A61P 43/00 105

Fターム (8件)：

4C206AA01 ,  4C206AA02 ,  4C206FA08 ,  4C206MA01 ,  4C206MA04 ,  4C206NA14 ,  4C206ZB21 ,  4C206ZB33

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 感昌症状を治療するための医薬組成物及び用法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平6-510004   出願人：ザプロクターエンドギャンブルカンパニー
• 呼吸障害治療用組成物の製造における鎮痛剤S(+)対掌体の利用
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平6-515219   出願人：ザプロクターエンドギャンブルカンパニー
• プロピオン酸非ステロイド系抗炎症剤のアミノ酸塩とうっ血除去剤、去痰剤、抗ヒスタミン剤及び鎮咳剤のうち少くとも1種を含有した組成物
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平7-508695   出願人：ザプロクターエンドギャンブルカンパニー
• かぜ薬製剤
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-009256   出願人：武田薬品工業株式会社

引用文献：

審査官引用 (4件)

• Effect of Ambroxol on biological responses in mouse infected with influenza A virus.
• 感染症 今,どう考えるか 重症感染症治療の新しい考え方 インフルエンザ 重症化予防と治療
• Recent influenza.Application of antitussive and expectorant to influenza.
• 患者のQOLを考慮した私の第一選択薬 インフルエンザ