特許
J-GLOBAL ID:200903089354724207

酸洗速度自動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-108668
公開番号(公開出願番号):特開2000-303197
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 熱延鋼板の酸洗プロセスラインにおいて、酸洗を停止させることなく生産性を最大にする。【解決手段】 酸洗の前工程である熱延工程の所定の長さ周期に編集した捲取温度実績値を活用してスケール発生量を予測計算し、現時点の酸洗槽の濃度、温度実績値よりデスケーリング能力を決定し、スケールを除去するために必要な酸洗速度を求める。さらに近い将来に通板予定のストリップ数本の長さと熱延仕上板幅実績値から入側、出側の作業状態やトラブル発生の危険度を予測し、酸洗セクション前後のストリップ貯蔵装置の増減を推測する。以上の情報に加え、リアルタイムにプロセスラインのストリップ貯蔵装置実績値など現在の操業状態のデータを取り込み、その時点で操業可能な最高酸洗速度を決定し設定することで、生産性を向上させる。
請求項(抜粋):
ストリップの溶接を行なう入側セクション、スケール除去のために酸洗を行なう酸洗セクション、ストリップのエッジを切り落とし所定の幅に整えるトリマーセクションの処理装置とそれぞれのセクション間にストリップ貯蔵装置を有し、ストリップを順次接続し、連続的に通板する酸洗プロセスラインにおいて、前工程である熱延工程の所定の長さ周期に編集した操業実績データと材料通板時の酸洗槽温度や酸洗槽濃度などのスケール除去能力から酸洗速度を決定することを特徴とする酸洗速度自動制御方法。
IPC (2件):
C23G 3/02 ,  C23G 1/08
FI (2件):
C23G 3/02 ,  C23G 1/08
Fターム (9件):
4K053PA02 ,  4K053PA12 ,  4K053QA01 ,  4K053TA02 ,  4K053TA16 ,  4K053XA35 ,  4K053YA02 ,  4K053YA03 ,  4K053YA23

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