特許
J-GLOBAL ID:200903089356333434
油中水型ポリマーエマルジョン及びその製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-217713
公開番号(公開出願番号):特開平5-202108
出願日: 1992年08月17日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 凝塊をほとんど有せず、簡単に処理でき、油相が生物分解性である油中水型エマルジョンをを提供する。【構成】 この油中水型エマルジョンは、油相として、少なくとも50%が植物又は動物起源の油より成り、油中水型乳化剤として、(A)C10〜C22脂肪族アルコールをエピクロルヒドリンと1:0.5〜1:1.5のモル比で反応させてグリシジルエーテルを得、(B)これを(1)2〜6個のOHを有するC2〜C6-の飽和アルコール(2)C10〜C22の脂肪族アルコールとのこれのモノエーテルと、グリシジルエーテル対(1)又は(2)のモル比1:0.5〜1:6で、酸又は塩基の存在下に反応させ、(C)(B)で得られた反応生成物をC2〜C6-アルキレンオキシド少なくとも1種と1:1〜1:6のモル比で反応させることにより得られた化合物を含有する。
請求項(抜粋):
連続した、実質的に水と非混和性の有機相中に細かに分散された水溶性又は水膨張性のポリマー、油中水型の乳化剤及び所望により湿潤剤を含有する、油中水型ポリマーエマルジョンにおいて、連続した有機層の少なくとも50重量%が植物又は動物起源の油から成り、さらに油中水型乳化剤として、(A)C10〜C22-脂肪族アルコールをエピクロロヒドリンと1:0.5〜1:1.5のモル比で反応させてグリシジルエーテルとし、(B)このグリシジルエーテルを、酸又は塩基の存在下に、(1)2〜6個のOH基を有するC2〜C6-飽和アルコール又は(2)そのC10〜C22-脂肪族アルコールとのモノエーテルと、グリシジルエーテル対(1)又は(2)のモル比1:0.5〜1:6で反応させ、かつ(C)(B)の生成物を、1:1〜1:6のモル比の1以上のC2〜C4-アルキレンオキシドを用いてアルコキシ化することにより得られる化合物を含有し、この際、場合によっては前記油中水型乳化剤の5〜95重量%は他の油中水型乳化剤で代えられていることを特徴とする、油中水型ポリマーエマルジョン。
IPC (2件):
C08F 2/32 MCC
, C08L101/00 LTB
前のページに戻る