特許
J-GLOBAL ID:200903089357511557

動物体検出装置、動物体検出方法及び動物体検出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長屋 文雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-314022
公開番号(公開出願番号):特開2003-123074
出願日: 2001年10月11日
公開日(公表日): 2003年04月25日
要約:
【要約】【課題】 より正確に動物体を検出でき、特に、動きを止めることがある動物体であっても、すぐに背景とは認識せず、連続して動物体として認識できる動物体検出装置を提供する。【解決手段】 入力画像と背景画像とを比較して輝度値の異なる画素を検出する背景差分処理(S20)と、入力画像と前入力画像とを比較して輝度値の異なる画素を検出する入力画像間差分処理(S21)とを行い、該背景差分処理の検出結果に基づき物体検出領域を抽出し、その抽出された物体検出領域について、該入力画像間差分処理の検出結果に基づき、動物体領域を認識する(S22)。そして、画素ごとのカウント値を計数するカウンタと、画素ごとに輝度値の累積値を計数する格納部とを設けておき、該動物体領域以外の画素については、カウント値を増加させるとともに累積値を増加させ、カウント値が所定の値になった画素については、背景画像のデータを更新する。
請求項(抜粋):
少なくとも背景画像と入力画像とを比較することにより動物体を検出する動物体検出装置であって、背景画像のデータである背景画像データを記憶する背景画像データ記憶手段と、逐次入力される入力画像におけるある入力画像のデータである入力画像データと、背景画像データ記憶手段に記憶された背景画像データとを比較することにより、背景画像データには存在しない物体の領域である物体領域を検出する物体領域検出手段と、該物体領域検出手段における比較に用いられた入力画像データと、該入力画像データよりも前に入力された入力画像データである前入力画像データとを比較することにより、該物体領域検出手段により検出された物体領域の中から動物体の領域である動物体領域を検出する動物体検出手段と、該入力画像データにおける各画素ごとに、所定のカウント値を計数して記憶するためのカウント値記憶手段と、該入力画像データにおける各画素ごとに、輝度値の累積値を計数するための累積値記憶手段と、該動物体検出手段により動物体領域と検出された画素以外の画素については、該カウント値記憶手段におけるカウント値を増加させるとともに、該累積値記憶手段における累積値を増加させる変更手段と、該変更手段によりカウント値が増加して該カウント値が所定の値となった画素については、背景画像データ記憶手段に記憶された背景画像データを更新する更新手段と、を有することを特徴とする動物体検出装置。
IPC (2件):
G06T 7/20 200 ,  G06T 7/20
FI (2件):
G06T 7/20 200 B ,  G06T 7/20 A
Fターム (7件):
5L096AA06 ,  5L096BA02 ,  5L096BA18 ,  5L096CA04 ,  5L096DA02 ,  5L096GA08 ,  5L096HA03

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