特許
J-GLOBAL ID:200903089360675498

動力出力装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-293543
公開番号(公開出願番号):特開平11-117782
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 動力源として原動機と電動機とを備えるハイブリッド型の動力出力装置において、要求動力が大きい場合の運転効率の低下を回避する。【解決手段】 プラネタリギヤ120のサンギヤ軸125に発電機MG1、リングギヤ軸126にモータMG2、プラネタリキャリア軸127にエンジン150の出力軸を結合して動力出力装置を構成する。通常は要求動力に対し、エンジンを最も運転効率のよい運転ポイントで運転するが、回転数制限により該運転ポイントで運転できないときは、要求動力に相当する動力を出力できるようにトルクを増大してエンジンを運転する。トルクの増大は、エンジンの回転数およびトルクに基づくマップに従ってVVTを制御し、吸気弁の開閉タイミングを変更する。かかる制御を行うことによりバッテリからの電力供給を抑制し、要求動力値が大きい場合における運転効率を向上する。
請求項(抜粋):
燃料を燃焼して動力を出力する原動機と、該原動機から駆動軸までの動力の伝達経路において動力を入出力する電動機と、前記原動機の出力軸および前記駆動軸に結合され、前記原動機から出力された動力を前記駆動軸に伝達すると共に、該伝達される動力の大きさを電力のやりとりにより調整する動力調整手段とを備え、前記原動機から出力される動力を、前記動力調整手段および電動機とを用いて、要求されたトルクおよび回転数として駆動軸から出力可能な動力出力装置であって、前記電動機および動力調整手段と電力をやりとりする電力充放電手段と、前記原動機の運転ポイントとしてのトルクおよび回転数を、該動力出力装置に要求された要求動力に応じて、該原動機の運転効率を優先して定め、該運転ポイントで該原動機を運転する効率優先運転制御手段と、前記要求動力が、前記運転ポイントで運転される原動機から出力し得る出力可能動力よりも大きい動力であるときは、前記運転ポイントに関わらず、該原動機から出力すべき動力を優先して定めた運転ポイントであって、かつ前記電力充放電手段により放電される電力が所定値以下とできる運転ポイントに修正して該原動機を運転する動力優先運転制御手段とを備える動力出力装置。
IPC (3件):
F02D 29/02 ,  B60L 11/14 ,  F02D 13/02
FI (3件):
F02D 29/02 D ,  B60L 11/14 ,  F02D 13/02 J

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