特許
J-GLOBAL ID:200903089381764822

電気粘性流体を用いた制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-263860
公開番号(公開出願番号):特開平6-117486
出願日: 1992年10月01日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 構造物の振動周期の変化に追随させる。【構成】 構造物Mの上方に錘12を配置する。これら構造物Mと錘12との間には、下端を構造物Mに固定し、上端を錘12に固定した弾性体11と調整装置14とを配設する。この調整装置14は、構造物Mと錘12との間に配設された封止体17と、構造物Mと錘12とにそれぞれ固定され、互いに水平方向に相対移動可能に配置された第一電極20、第二電極22と、これら第一電極20、第二電極22に電圧を印加させる電源と、前記封止体内に、前記第一電極、第二電極を浸漬された状態で充填された電気粘性流体とを具備する。【効果】 各電極間に誘電体粒子でブリッジを成形でき、このブリッジの強度を変化させることにより、振動の周期の変化に対応させて電気粘性流体の剪断方向に対する抵抗力を変化できるから、制振装置の減衰能力を向上できる。
請求項(抜粋):
制振対象の構造物の上方に錘が配置され、前記構造物と錘との間に、下端を構造物に固定し、上端を錘に固定した弾性体が配設されてなる制振装置であって、前記構造物と錘との間に、下端を構造物に固定し、上端を錘に固定した調整装置が配設され、該調整装置は、前記構造物と錘との間に配設された封止体と、前記構造物と錘とにそれぞれ固定され、互いに水平方向に相対移動可能に配置された第一電極、第二電極と、これら第一電極、第二電極に電圧を印加させる電源と、前記封止体内に、前記第一電極、第二電極を浸漬された状態で充填された電気粘性流体とを具備してなることを特徴とする電気粘性流体を用いた制振装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 341 ,  F16F 9/53
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-249443

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