特許
J-GLOBAL ID:200903089387703035

通電式玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090983
公開番号(公開出願番号):特開平10-281151
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 優れた耐久性及び信頼性を有する構造を安価に実現する。【解決手段】 保持器6を構成する基部7に、金属板を曲げ形成して成る通電部材10を嵌合する。そして、この通電部材10に形成した、外径側、内径側両摺接部14、15を、内輪2の端部外周面と外輪4の端部内周面とに形成した段部16、17に、弾性的に接触させる。
請求項(抜粋):
外周面に深溝型の内輪軌道を有する内輪と、内周面に深溝型の外輪軌道を有する外輪と、上記内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の玉と、この複数の玉を転動自在に保持する、合成樹脂製の保持器と、上記内輪と外輪とを電気的に導通させる少なくとも1個の通電部材とを備えた通電式玉軸受に於いて、上記通電部材は弾性を有する金属板を曲げ形成する事により造られて、上記保持器の一部を直径方向両側から弾性的に挟持する1対の抑え板部を有し、これら1対の抑え板部のうち、直径方向外側に存在する外径側抑え板部の先端部を直径方向外方に折り曲げる事により外径側摺接部を、直径方向内側に存在する内径側抑え板部の先端部を直径方向内方に折り曲げる事により内径側摺接部を、それぞれ設けたものであり、上記1対の抑え板部により上記保持器の一部を直径方向両側から挟持し、上記通電部材を上記保持器の一部に係止した状態で、上記外径側摺接部の一部は上記外輪の一部で上記外輪軌道から外れた部分に、上記内径側摺接部の一部は上記内輪の一部で上記内輪軌道から外れた部分に、それぞれ弾性的に当接している事を特徴とする通電式玉軸受。
IPC (3件):
F16C 19/00 ,  F16C 33/38 ,  F16C 41/00
FI (3件):
F16C 19/00 ,  F16C 33/38 ,  F16C 41/00

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