特許
J-GLOBAL ID:200903089390000657

液晶注入装置、およびこれに用いる液晶保持面材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 稔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090286
公開番号(公開出願番号):特開平7-294947
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 本来は使用不能とされていた撥水性を有する樹脂を適切な状態の下で使用することにより、液晶に対する湿潤性に優れ、かつ液晶を劣化させないという特性を備えた耐久性のある液晶保持面材の構成、ならびにその製造方法を提供する。【構成】 液晶貯留槽9から毛細管現象生成体11,11 により吸い上げられた液晶Lを湿潤状態に保持する液晶保持面材10と、セル3の注入口6に対して上記液晶保持面材10を相対的に接近および離反させる接離手段12と、圧力作用室Dと、を備えた液晶注入装置において、上記液晶保持面材10を、撥水性を有する樹脂を原料とした繊維質体で構成するとともに、この繊維質体の繊維相互間の間隙を、液晶Lによる湿潤を許容させる大きさに設定する。上記液晶保持面材10の製造は、その繊維相互間の隙間が液晶による湿潤を阻止する大きさに設定されたシート状の繊維質体10a に対して、その厚み方向に圧縮成型処理を施す。
請求項(抜粋):
注入口が形成されたセルを保持する保持手段と、液晶を貯留する液晶貯留槽と、この液晶貯留槽から毛細管現象生成体により吸い上げられた液晶を湿潤状態に保持する液晶保持面材と、上記セルの注入口に対して上記液晶保持面材を相対的に接近および離反させる接離手段と、上記セルおよび上記液晶に対して可変内部圧力を作用させる圧力作用室と、を備えた液晶注入装置において、上記液晶保持面材を、撥水性を有する樹脂を原料とした繊維質体で構成するとともに、この繊維質体の繊維相互間の間隙を、液晶による湿潤を許容させる大きさに設定したことを特徴とする、液晶注入装置。
IPC (2件):
G02F 1/1341 ,  G02F 1/13

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