特許
J-GLOBAL ID:200903089392407983

画像付影方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-214579
公開番号(公開出願番号):特開平7-065199
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 付影処理におけるエリアシングを除去し、正確な影領域の表示を可能にする。【構成】 幾何処理部2は、形状データ1と光源データ6を入力して、直交スキャンライン法を用いて透視変換、隠れ面消去を行い、物体が作る影の領域を幾何形状によって記述し、直交スキャン影バッファ3として保存する。光源が複数ある場合、光源毎に影バッファ3を作成する。画像生成部4は、形状データ1、直交スキャン影バッファ3、光源データ6、視点情報7を入力し、視点から見える物体上の全ての参照点について、影バッファ3を参照して参照点が影の領域に含まれているかどうか判定し、日向である場合、物体の輝度を計算して画素の輝度値に足し込む処理を繰り返すことで、ディジタル画像5を生成する。
請求項(抜粋):
一点から照射される光源の場合は光源の位置を視点とする物体形状の透視投影像を、平行光線の場合は平行光線の進む方向に見える物体形状の平行投影像を、投影面上で等間隔の水平線で分割した後、隣合う2本の水平線と多角形のエッジの交点、隣合う2本の水平線の間に存在する多角形の頂点、隣合う2本の水平線の間に存在するエッジ同士の交点を通る垂直線でさらに分割することにより、物体が作る影の領域を幾何形状として保存し、形状データ、光源データ、視点情報を用いて行う画像生成を行う際、光源からの光が物体に到達するか否かを、光源から物体までの距離と、光源から前記保存された影の領域までの距離とを比較することで判定することを特徴とする画像付影方法。

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