特許
J-GLOBAL ID:200903089395798185

スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-291838
公開番号(公開出願番号):特開2001-119937
出願日: 1999年10月14日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 回路規模を大型化することなく、スイッチング素子における電力損失の低減を図る。【解決手段】 ショットキーバリアダイオードDSBD1,DSBD2と抵抗RD1,RD2とによって、自励式の共振形コンバータに備えられるべきクランプ回路2A,2Bを形成する。これによって、スイッチング素子Q1 ,Q2 に対して供給される駆動電流IB の波形は、例えばスイッチング素子Q1 ,Q2 のターンオフ時の逆方向電流が増加したはぼ理想的な電流波形とすることができるので、スイッチング素子Q1 ,Q2 の蓄積時間tstg 及び下降時間tfの短縮化を図ることで、スイッチング素子Q1 ,Q2 による電力損失を低減するようにした。
請求項(抜粋):
商用交流電源を入力して整流平滑電圧を生成して、直流入力電圧として出力する整流平滑手段と、疎結合とされる所要の結合係数が得られるようにギャップが形成され、一次側出力を二次側に伝送するために設けられる絶縁コンバータトランスと、2石のスイッチング素子をハーフブリッジ結合して形成され、上記直流入力電圧を断続して上記絶縁コンバータトランスの一次巻線に出力するように構成されたスイッチング手段と、上記スイッチング手段を形成し、スイッチング素子を自励式によりスイッチング駆動する自励発振駆動回路と、少なくとも、上記絶縁コンバータトランスの一次巻線を含む漏洩インダクタンス成分と、上記一次巻線に対して直列に接続される直列共振コンデンサのキャパシタンスとによって形成されて、上記スイッチング素子のスイッチング動作を共振形とする一次側直列共振回路と、上記絶縁コンバータトランスの二次巻線の漏洩インダクタンス成分と、二次側に挿入されるキャパシタンスとによって形成される二次側共振回路と、上記二次側共振回路を含んで形成され、上記絶縁コンバータトランスの二次巻線に得られる交番電圧を入力して、所定の二次側直流出力電圧を生成するように構成された直流出力電圧生成手段と、上記二次側直流出力電圧のレベルに応じて、上記スイッチング手段のスイッチング周波数を可変制御することによって定電圧制御を行うようにされた定電圧制御手段と、少なくとも、逆回復時間が無いとされるダイオード素子と抵抗素子との直列接続によって形成され、上記2石のスイッチング素子がそれぞれオフとなる期間に、上記自励発振駆動回路に対して負の方向の電流を流すように、上記2石のスイッチング素子に各々設けられるクランプ回路と、を備えて構成されることを特徴とするスイッチング電源回路。
Fターム (14件):
5H730AA14 ,  5H730BB26 ,  5H730BB52 ,  5H730BB62 ,  5H730BB72 ,  5H730CC01 ,  5H730DD02 ,  5H730DD23 ,  5H730EE03 ,  5H730EE06 ,  5H730EE07 ,  5H730EE73 ,  5H730FD01 ,  5H730ZZ16

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