特許
J-GLOBAL ID:200903089398131939

レーザ溶接方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-224282
公開番号(公開出願番号):特開2000-052073
出願日: 1998年08月07日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】短距離でも確実なクレータ処理ができ、かつ溶接領域が狭い部分及び鋭角なコーナ部でも熱影響及び熱歪を確実に軽減できるレーザ溶接装置を実現する。【解決手段】YAGレーザ発振器2より発振されたレーザ6はミラー8を介して放物面鏡9に入射され90度下方に反射されてワーク13に集光される。炭酸ガスレーザ発振器1より発振されたレーザ5はミラー7により90度曲げられYAGレーザ6の光軸上に設置されたミラー8によりYAGレーザ6の光軸と同軸上に誘導され放物面鏡9によりワーク13に集光される。炭酸ガスレーザ5+YAGレーザ6のレーザによる溶け込み深さは急激に減少する事が無く急激なキーホールの消滅が起こらない。このため、炭酸ガスレーザ5のみで溶接した場合に起こる急激なパワー減少に伴うクレータの発生を防止でき炭酸ガスレーザ5のみを使用した場合に比較して短時間及び短距離でクレータの発生しない終端処理が可能となる。
請求項(抜粋):
被溶接物の特定の箇所でレーザの入力パワーを抑制して、被溶接物の溶接を行うレーザ溶接方法において、入力パワーと被溶接物の溶け込み深さとの関係について第1の特性を有する第1のレーザと、入力パワーと被溶接物の溶け込み深さとの関係について上記第1の特性とは異なる第2の特性を有し、被溶接物に対して上記第1のレーザより吸収率が高い第2のレーザとを、被溶接物に照射し、被溶接物の特定の箇所で上記第1のレーザ及び第2のレーザの入力パワーを抑制して、上記特定の箇所における溶け込み量の急激な低下を防止することを特徴とするレーザ溶接方法。
IPC (4件):
B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  B23K 26/06 ,  H01S 3/00
FI (4件):
B23K 26/00 310 A ,  B23K 26/00 N ,  B23K 26/06 Z ,  H01S 3/00 B
Fターム (12件):
4E068BA01 ,  4E068CA01 ,  4E068CD02 ,  5F072AA05 ,  5F072AB01 ,  5F072GG01 ,  5F072GG03 ,  5F072HH03 ,  5F072KK05 ,  5F072MM07 ,  5F072SS06 ,  5F072YY06

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