特許
J-GLOBAL ID:200903089398494870

ボールベアリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-295978
公開番号(公開出願番号):特開平11-132240
出願日: 1997年10月28日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 従来の3点接触型ボールベアリングでは、内輪の溝を構成するふたつの円弧の曲率が等しく設定されていることから、大きなラジアル/スラスト比に対応するには、ローラベアリングを付設する必要が生じ、エンジン重量の増加、製造コストの増加といった問題を生じていた。【解決手段】 内輪10の溝11が、曲率の異なるふたつの円弧12、13を溝の幅方向略中央の両側に配置した断面形状を有し、一方の円弧12にボール14が接触する接触点Aとボール14の中心Oとを結ぶ直線lAと、ボール14の中心Oを通って回転軸7の軸線に垂直なラジアル中心線lRとがなす一方の接触角α1が、他方の円弧13にボール14が接触する接触点Bとボール14の中心Oとを結ぶ直線lBと、ラジアル中心線lRとがなす他方の接触角α2よりも小さく設定されているボールベアリングを採用する。
請求項(抜粋):
内輪の溝もしくは外輪の溝のいずれか一方が、曲率の異なるふたつの円弧を溝の幅方向略中央の両側に配置した断面形状を有し、一方の円弧にボールが接触する接触点とボールの中心とを結ぶ直線と、ボールの中心を通って回転軸の軸線に垂直なラジアル中心線とがなす一方の接触角が、他方の円弧にボールが接触する接触点とボールの中心とを結ぶ直線と、前記ラジアル中心線とがなす他方の接触角よりも小さく設定されていることを特徴とするボールベアリング。

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