特許
J-GLOBAL ID:200903089402932160

ポリカーボネート樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-022849
公開番号(公開出願番号):特開平6-234844
出願日: 1993年02月10日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジアリールエステルとからエステル交換反応により芳香族ポリカーボネート樹脂を製造するに当たり、留出するモノフェノールの量が式(I)の範囲にある任意の時点で、式(II)の亜りん酸ジエステルを生成する芳香族ポリカーボネート100重量部に対し0.001〜0.5重量部添加し、エステル交換反応に付す芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法。b ≦ a ≦ 1.99×c(I)(a:留出したフェノールのモル数、b:原料として用いた炭酸ジアリールエステルのモル数、c:原料として用いた芳香族ジヒドロキシ化合物のモル数、bは、c≦b≦1.7×c。)(R、R′はアルキル基、アリール基またはアルキルアリール基を表す。)【効果】 無色透明で、かつ熱安定性及び耐加水分解性の改良された高分子量の芳香族ポリカーボネートを製造できる。
請求項(抜粋):
芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジアリールエステルとからエステル交換反応により芳香族ポリカーボネート樹脂を製造するに当たり、留出するモノフェノールの量が下記式(I)の範囲にある任意の時点で、下記式(II)で表される亜りん酸ジエステルを、生成する芳香族ポリカーボネート100重量部に対し0.001〜0.5重量部添加し、さらにエステル交換反応を行なうことを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法。【数1】b ≦ a ≦ 1.99×c (I)但し、 a:留出したフェノールのモル数b:原料として用いた炭酸ジアリールエステルのモル数c:原料として用いた芳香族ジヒドロキシ化合物のモル数(ここでbは、c≦b≦1.7×cを満たす。)【化1】(式中、R、R′はアルキル基、アリール基またはアルキルアリール基を表す。)
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-332726
  • 特公昭37-013775
  • 特開平4-332726
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